マンチェスター・Uは、エヴァートンに所属するイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードに関心を寄せているようだ。11日、イギリス紙『デイリースター』が伝えている。

 現在マンチェスター・Uの守護神を務めているのは、スペイン代表GKダビド・デ・ヘアだが、現行契約は2023年6月30日までとなっており、契約には1年間の延長オプションも付随しているものの、来シーズン以降の去就は不透明となっている。

 同紙は、クラブ首脳陣がデ・ヘアの残留を望んでいる一方で、契約延長のためには現在受け取っている週給37万5000ポンド(約6300万円)から大幅な減額を本人が受け入れる必要があると伝えている。

 また、マンチェスター・Uはデ・ヘア退団に備え、新たなGKの獲得を検討している模様で、候補にはアンデルレヒトに所属するオランダ代表GKバート・フェルブリュッゲンやエヴァートンに所属するイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードなどが挙げられている。

 なお、ピックフォードは今年2月に2027年6月30日まで契約延長を発表したばかりだが、チームが降格争いに巻き込まれているため、もし2部に降格した場合には同選手が退団すると予想しており、マンチェスター・Uが関心を示しているようだ。

 来シーズン、『オールド・トラフォード』のゴールを守ることになるのは誰になるのか。プレミアリーグを代表する両GKの動向に注目が集まる。

マンUからの関心が報じられたピックフォードと去就が不透明なデ・ヘア [写真]=Getty Images