当社は、猛暑下の安全性確保や作業性向上に貢献するウエアラブルエアコンの冷却性能を向上させた新モデル「Comodo gear i3(コモドギア アイスリー)」(以下、コモドギア)を、本日より提供開始します。
また、お客さまのご要望に応え、今年度より従来のレンタルに加え、販売形式での提供も開始します。なお、販売は法人のお客さまに限定し、専用のECサイトにて受け付けます。

近年、気候変動の影響により最高気温が35℃以上の猛暑日が増加しています。今後も産業革命以前と比べ、世界の平均気温は1.5℃~2℃上昇する可能性が指摘され、熱中症をはじめ人間社会への深刻な影響が懸念されます※1。

当社はサステナブル経営の実現に向け、社会課題を解決する新たな製品やサービスの創出に取り組んでいます。コモドギアはその取り組みから生まれた最初の商品であり、これまでに350社以上の国内企業でご活用いただいています。首に装着した冷却部から、頸動脈を流れる血液を水冷式で冷却し、高気温下でも高い快適性を実現します。高温によるダメージを受けやすい脳に近い首回りを冷却することは、医学的にも有効な暑さ対策とされています。

※1 出展:一般財団法人日本気象協会Webサイト「気候変動と熱中症対策」

https://www.netsuzero.jp/climate-change

  • お客さまの声(鉄鋼メーカー 現場管理部門責任者様)

コモドギアは猛暑の現場でもよく冷え、使用すると頭がスッキリする感覚があります。作業効率の向上や、不注意による事故の防止にもつながるのではないでしょうか。長年の悩みであった暑さ対策が解決できそうだと感じています。

鉄鋼メーカー 現場イメージ

  • 医学分野有識者の声(日本体育大学 教授・人間情報学会理事・医師 橋本典生先生)

熱中症治療として頸部冷却する方法は、医療分野でも良く使用される手法です。暑熱環境での作業は、脳内温度の過度な上昇による中枢疲労を起こし、作業効率や質の低下を招くとされています。頸部冷却は、暑熱環境でのパフォーマンス向上、認知作業の向上、温熱感覚の改善を示唆する研究データが発表されているため、頸部冷却を併用する事で暑熱環境での作業効率の向上に繋がると期待されます。また、十分な休憩や水分補給と共に頸部冷却を併用すれば、熱中症予防対策としても効果が期待できると考えます。

橋本先生

  • Comodo gear i3の特長

最高40℃の気温下で使用可能

設計や部品の見直しにより、外気温よりマイナス約20℃の冷却性を実現しました。とにかく暑い現場で作業するお客さまのご要望にお応えし、従来35℃であった使用環境温度を40℃まで対応可能としました。

2023年度モデルコモドギア

最長5時間の連続運転を実現

新搭載の「エコモード」により、最長約5時間の連続使用※2が可能となりました。

より現場に馴染むデザインに刷新

実際にご使用いただいたお客さまの声をもとに、デザインをリニューアルしました。工場や建設現場の制服に馴染みやすい、青色をベースとした外観としました。

作業に合わせて選べる着用方法

お客さまによってはフルハーネスを着用する現場もあり、装着の妨げにならないことが求められていました。コモドギアは、装備品の配置により異なる全3タイプ(ポシェットタイプ・ボディバッグタイプ・ワークベストタイプ)から作業内容に合わせた着用方法が選べます。

  • 主な仕様

※2 冷却性能や連続使用時間は使用環境や運動状態により異なります。

*Comodo gearは、東京大学 板生清名誉教授が研究開発したウェアコン(R)技術をベースに、富士通ゼネラルが製品化しました。

【商標について】

*「ウェアコン」はWINヒューマン・レコーダー(株)の登録商標です。

配信元企業:株式会社富士通ゼネラル

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