2007年の1作目公開以降、全6作品で世界累計興行収入48億4700万ドルを突破している大ヒットシリーズ「トランスフォーマー」待望の最新作にして、新章の幕開けとなる『トランスフォーマービースト覚醒』がついに8月4日(金)より公開となる。このたび、本作の吹替キャストにSexy Zoneの中島健人、仲里依紗が決定。さらに、トランスフォーマーの大ファンだという2人のコメント、撮りおろし画像が到着した。

【写真を見る】中島健人が熱演!アフレコの様子

オプティマスプライム率いるトランスフォーマーたちが地球に来て間もない「1994年」を舞台とした本作。『イン・ザ・ハイツ』(21)アンソニーラモス演じる初登場キャラクターのノアを主人公に、意図せず戦いに巻き込まれるノアたちと、トランスフォーマーが心を通わせていく様子が描かれていく。ドミニク・フィッシュバック演じるヒロインのエレーナは、美術館で働く考古学埋蔵品の研究者で、ノアとともに戦いに巻き込まれながらもたくましく戦う物語のキーマンとなっている。また、トラックから変形するオプティマスプライム役を、過去シリーズでもおなじみ玄田哲章ゴリラトランスフォーマーのオプティマスプライマル役を新たに子安武人が演じることが、先日明らかになっていた。

今回、日本語吹替版の主人公ノア役に中島、ヒロインのエレーナ役に仲の出演が決定。両者ともに、トランスフォーマーの大ファンということで、今回の吹替声優決定に、トランスフォーマー愛と、収録への意気込みを語るコメントが届いている。中島はインタビューで「子どものころから『トランスフォーマー』が大好きで、今回この機会に携わることが出来てすごく光栄です。伝説的な『ビーストウォーズ』の声優さんと共演できるということで、とにかく気合が入りまくっています!」と気合十分のコメント。

さらに仲は「『トランスフォーマー』は、自家用車をバンブルビーにカスタムしていたことがあるぐらい大好きだったので、最初にオファーを頂いたときは、やっと私のラブコールが届いたんだなと思ってすごく嬉しかったです。今回はバンブルビーがどんな音楽をかけてくれるのか楽しみです!本当に大好きだった作品の吹替を担当することになり、私が一番ワクワクしているかもしれません」と愛を語っている。

生まれ変わった『トランスフォーマービースト覚醒』ではどのような物語が展開するのだろうか?豪華キャストが加わっている本作の吹替版にもぜひ注目してほしい。

■<キャストコメント>

●中島健人(ノア役)

「僕は子どものころから『トランスフォーマー』が大好きで、今回この機会に携わることが出来てすごく光栄です。車やバイクや戦闘機などいろんなものがロボットになって戦うというのは、当時子どもの頃の自分にとってカルチャーショックだったんです。自分の中の世界を広げてくれる夢ある作品だと思っています。『トランスフォーマー』を好きになったきっかけは90年代に日本で放送された『ビーストウォーズ 超生命体トランスフォーマー』です。フルCGのアニメが当時の自分にとっては本当に衝撃的で、あの時の楽しさと興奮をいまだに覚えていて、『ビーストウォーズ』からはすごく影響を受けています。今回オファーを受けた時、最初マネージャーさんから『トランスフォーマーの声優が決まったよ』というお話をいただいて。心の中のビーストが覚醒しました!最高に嬉しい気持ちでした。

今作で僕が楽しみにしているシーンは、バイクのアーシーが変形して、サイのライノックスに乗って戦っているシーンがあって。そのシーンを観た時点で『凄い映画だなこれは』と思いました。いままでに無いし、ファンはすごく喜ぶと思います。動物が戦っているって構図がビーストファンとしては興奮しましたね。そして今作の舞台が1994年で僕の生まれ年なので、これも『凄いご縁!』と思いました。生まれ年の舞台となったニューヨークの登場人物を、その年に生まれた自分が演じられるっていうこともすごく嬉しいです。今回、実写映画の吹替は初めてなので、まず演出の方としっかりと話し合いをして、作品に臨みたいと思っています。あと収録時のマスクとTシャツをとりあえず『トランスフォーマー』関連にしようと思っています。共演の仲さんからも声優の大先輩としてご指導頂きたいです。

最後に、僕が本当に昔から大好きな『トランスフォーマー』の吹替で、そして伝説的な『ビーストウォーズ』の声優さんと共演できるということで、もうとにかく気合が入りまくっています!ファンとしてはこの機会に立ち会えること、そしてこの作品に参加させていただけることが、なによりも幸せなので、テンションがいまから上がっています。皆さんに完成版をとにかく観て頂きたいと思っていますし、この作品をきっかけに、自分も“進化”という意味で“トランスフォーム”できるように、頑張っていきたいと思います。皆さん是非、お楽しみにしていてください」

仲里依紗(エレーナ役)

「『トランスフォーマー』は映画一作目からすごく好きで、息子がいるので家族で大好きです。私は自家用車をバンブルビーにしていたことがあるくらい好きだったので、最初にオファーを頂いたときは、やっと私のラブコールが届いたんだなと思ってすごく嬉しかったです。声優のお仕事も好きで、実写版は久々なので、今回もアクションなどすごく楽しみです。本作の声優オファーが決まったことを、私はまず一番最初に息子に話しました。そしたらずっと、『いつなの?いつなの?』って、先日一緒に映画を観に行った時に『トランスフォーマービースト覚醒』の予告が流れて、息子が『うわー!ママどこなの?どれ?もしかして、ゴリラ?』って(笑)。『ちがうよー!強そう過ぎるよねー!』って言いました(笑)

私は特にバンブルビーが好きすぎて、自分でカマロを購入してカスタムしちゃうくらい本当に好きで、別の車に買い替えるときに、そのカマロのオーディオが壊れちゃったんです。なので『私の会話聞いてたのかな』と思って、私は生きていると思ってます!そして今回は動物がでてくるということでどんどん果てしないストーリーになっていくと期待しています。今作で私が楽しみにしているシーンは、まずバンブルビーがどういう音楽をかけてくれるのかです。毎回ムードメーカーで、強いけど、可愛らしい一面もあって身近に感じられるロボットっていうところが女性からすると入りやすいですね。あとは1990年代のカマロが見れるところですね。リニューアルされた新しいカマロをこれまで観ていたけれど、また過去に戻るということで。90年代のカマロに戻るっていうことが、楽しみだなと思っています。

私は声優業をこれまでたくさんやらせていただいていますが、自分の声は小さいころ嫌いだったんです。ですが『時をかける少女』をきっかけに、声のお仕事が大好きになりました。声優業の時の役作りとしては、例えば泣くシーンでは本当に泣いたり、ロックな役をやるときはロックTシャツを着たり、あと前日には口に装着する吸入器のようなケアグッズを着けてのどのケアをしているので、今回もきちんと役を演じ切ろうと思います。最後に、今回本当に大好きだった作品の吹替を担当することになり、私が1番ワクワクしているのかもしれません。『トランスフォーマー』ファンの方も、今回初めて観る方も楽しんでいただける作品になればと思っておりますので、是非、完成版ご期待ください」

文/鈴木レイヤ

主人公役に中島健人、ヒロイン役に仲里依紗が吹替声優に決定!/[c]2023 PARAMOUNT PICTURES. HASBRO, TRANSFORMERS AND ALL RELATED CHARACTERS ARE TRADEMARKS OF HASBRO.[c]2023 HASBRO