1993年に公開されたサスペンス・アクション映画『クリフハンガー』が続編としてリブートされ、主演したシルヴェスター・スタローンが30年ぶりに同作にカムバックすることがわかった。

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 『クリフハンガー』は、ロッキー山脈を舞台に、武装強盗団と山岳救助隊員の戦いを描いたサスペンス・アクション映画。スタローンマイケルフランスとともに脚本を手掛け、レニー・ハーリンがメガホンを取った。世界で大ヒットを記録し、第66回アカデミー賞では視覚効果・音響・音響効果編集賞の3部門にノミネート。数あるスタローンの出演作の中でも大ヒットした作品の一つで、当時低迷していたスタローンのキャリアを復活させた。

 Deadlineによると、続編では、スタローンが救助隊員でクライマーのゲイブを再演。他の出演者に関しては、現在キャスティングを行っているところだそう。

 『エンド・オブ・ステイツ』や『ブラッドスローン』を手掛けたリック・ローマン・ウォーが監督を務め、Amazonのドラマシリーズ『ナチ・ハンターズ』のマーク・ビアンクッリ(Mark Bianculli)が脚本を担当。スタローンは自身の製作会社バルボア・プロダクションを通じて製作に参加する。

 スタローンは、新作アクションコメディ映画『Never Too Old to Die(原題)』に主演・製作として参加することが明らかになったばかり。昨年Amazonプライム・ビデオで『サマリタン』が配信されたほか、Paramaunt+で配信されたギャングドラマ『Tulsa King』が人気を博している。現在『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』が公開中のほか、9月にはアメリカで『エクスペンダブルズ4』の公開が控える。

スタローン、『クリフハンガー』続編で30年ぶりに再演 (C)AFLO