5月12日から5月14日までの全国映画動員ランキングが発表。ゴールデンウィークが終わっても勢いが止まらない『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(公開中)が、3週続けて興行収入10億円を突破する週末成績を記録し、圧勝でV3を飾った。

【写真を見る】ついに歴代興収ランキングにもランクイン!『スーパーマリオ』はどこまで順位を上げられるか

■『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』がイルミネーション作品の興収新記録を樹立!

ゴールデンウィーク終盤の週末に公開初週末を上回る成績をあげた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。この週末3日間の成績は、観客動員72万1000人、興収10億6800万円と、またもや2位にダブルスコア以上の差をつける圧勝劇を見せつけた。海外アニメ作品が公開初週から3週連続Vを飾るのは、2022年3月に公開された『SING/シング ネクストステージ』(22)以来となる。

累計成績では動員569万人、興収80億円を突破。すでに『怪盗グルーのミニオン大脱走』(17)の興収73.1億円を上回り、日本国内におけるイルミネーション・エンタテインメント作品の興収新記録を樹立。日本国内歴代興収ランキングでも81位にランクインしている。

一方、3週連続で2位をキープしている『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(公開中)も、週末3日間で動員33万7000人、興収4億9900万円を記録。累計成績では動員783万人、興収111億円を突破。こちらも日本国内歴代興収ランキングの32位にランクインしており、両作品とも今後どこまで順位を上げてくるのか注目が集まるところだ。

■『PSYCHO-PASS』『おとななじみ』など3作品が初登場!

TOKYO MER~走る緊急救命室~』(公開中)も3週連続で3位をキープ。週末3日間で動員23万6000人、興収3億2400万円を記録し、累計成績では動員229万人、興収30億円を突破。この大ヒットを受け、6月2日(金)には全国の映画館のなかで本作の動員数が最も多い横浜ブルク13で「発声可能応援上映」が実施決定。映画の舞台でもある横浜は、この日が開港記念日で様々なイベントが催される。「発声可能応援上映」も大きな賑わいをみせることだろう。

新作では、テレビ放送から10周年を迎えた人気アニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」のシリーズ最新作となる『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE』(公開中)が4位に初登場。

また、大川隆法が企画・原作を務めた『夢判断、そして恐怖体験へ』(21)の続編『レット・イット・ビー ~怖いものは、やはり怖い~』(公開中)が9位に、中原アヤの人気コミックを井上瑞稀(HiHi Jets/ジャニーズJr.)と久間田琳加のダブル主演で実写化した『おとななじみ』(公開中)が10位に初登場した。

以下は、1~10位までのランキング(5月12日5月14日)

1位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー

2位『名探偵コナン 黒鉄の魚影

3位『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜

4位『劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE

5位『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』

6位『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』

7位『銀河鉄道の父』

8位『THE FIRST SLAM DUNK

9位『レット・イット・ビー ~怖いものは、やはり怖い~』

10位『おとななじみ』

今週は、シリーズ累計で全世界興収9000億円を突破する人気アクションシリーズ「ワイルド・スピード」の最新作となる『ワイルド・スピードファイヤーブースト』(5月19日公開)、同名韓国映画を岡田准一主演でリメイクした『最後まで行く』(5月19日公開)などが公開を控えている。

文/久保田 和馬

勢い止まらない『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が3週連続No. 1に!/[c]2022 Nintendo and Universal Studios