名古屋鉄道は、名古屋本線東岡崎駅の北口および南口周辺を対象エリアとし、一体的な再開発計画を推進しています。その中で、南口にて計画を進めている商業施設について、5月17日、工事に着手します。
 東岡崎駅は、当社沿線における西三河地区のターミナル駅として、多くのお客さまにご利用いただいています。駅の南口エリアは主に居住エリアとなっており、周辺居住者と駅利用者をターゲットとして、毎日の暮らしの中に溶け込み、気軽に立ち寄っていただける施設を目指します。
 詳細は、下記のとおりです。

1.南口商業施設コンセプト

 南口エリアは住宅が多く、閑静な街並みが広がり、文教地区として穏やかな毎日が営まれるエリアです。

 コンセプトには、再開発計画全体コンセプトである「SWING HIGAOKA」と連動し、立ち寄るという意味を持つ「Swing-by Higaoka Life」を掲げ、穏やかな毎日の生活「ヒガオカ暮らし」を補完し支えになるような、また毎日の生活の豊かさを増幅させる施設を目指します。

<施設完成イメージ図(外観・正面より)>

2.施設特長

(1)複数色のデザインパネルを組み合わせた動きのある外観

 外観には周辺環境になじむ落ち着いた色彩のデザインパネルを使用します。また、デザインパネルを複数色組み合わせて使用することにより、全体にリズム感を生み出します。

<施設完成イメージ図(外観・南東より)>

(2)木質のルーバーを用いた温かみのある内装デザイン

 フロアごとに天井の木質ルーバー(細長い羽板を隙間を空けて並行に並べたもの)の設置方を変えることで律動的な空間をつくり、緑豊かな南口エリアと調和していきます。

(3)施設全体を「巡る」楽しさ

 施設中央部にエスカレーターを設置し、各フロアに降り立つたびに全店舗の「顔」が見える動線計画になっています。店舗の「顔」となるファサードには個性が際立つデザインを取り入れ、各フロアを歩いて巡る楽しさを感じられるようにしていきます。

(4)自然光を取り入れた内部空間

 南面より取り入れる外光が心地よく、木質ルーバーとも調和し、ゆったりと広がりのある内部空間をつくっていきます。

<1階イメージ図>

<2階イメージ図>

<3階イメージ図>

(5)六所神社参道につながる動線計画(岡崎市と連携)

 駅南口至近には徳川家康の産土神として有名な六所神社があり、駅~南口商業施設~六所神社参道までの動線についても、岡崎市と連携しながら整備を進め、歩いて楽しめる空間を創出します。

3.施設概要

※正式名称は検討中

4.テナント募集に関するお問い合わせ先

 名鉄都市開発株式会社 沿線開発部沿線開発グループ TEL:052-581-1229

東岡崎駅再開発計画全体コンセプト

    

 岡崎市には、世界的に類を見ない貴重なジャズレコード、雑誌、オープンリールテープなどが所蔵されており、また、国内有数のジャズイベントが開催されるなど「ジャズの街」として広く知られています。

 「SWING(スイング)」が持つポジティブな意味合いを踏まえながら、同市が取り組む一連のまちづくり戦略と連携し、本計画を通して駅施設を起点とした躍動的なリズム(人の流れ)を作り出し、地域の個性を引き立てます。

〇北口エリアの概要

配信元企業:名古屋鉄道株式会社

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