5月19日より公開される『ワイルド・スピード』シリーズ10作目『ワイルド・スピードファイヤーブースト』より、最狂の敵ダンテの狂気が“ファイヤーブースト”する本編シーンやキャストコメントなどを収めた特別映像が解禁された。

【動画】ジェイソン・モモア、シャーリーズ・セロンが撮影を振り返る!『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』特別映像

 全世界累計興行収入が9000億円を突破したカーアクションシリーズ『ワイルド・スピード』。同シリーズは、これまで日本では全米公開後に封切られていたが、記念すべき10作目となる本作は、5月19日からの全世界同時公開を予定している。

 ドム(ヴィン・ディーゼル)とそのファミリーは世界の至るところで幾多のミッションを、絶体絶命、不可能と思われるいかなる状況下でも敵の裏をかき、勇気と愛と信頼を貫き乗り切ってきた。そして、最新作『ワイルド・スピードファイヤーブースト』ではシリーズ史上最も凶悪なヴィランと相対することになる。最狂の敵の名はダンテジェイソン・モモア)。彼は、12年もの時をかけてドミニクたちファミリーへの苛烈な報復計画を練っていたのだった…。

 さらに、謎に包まれた新キャラクター・テス(ブリー・ラーソン)が登場。ブリーは『ルーム』(2015)でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、MCUキャプテン・マーベル役でもおなじみ。『ワイスピ』シリーズの大ファンであることを公言する彼女の活躍も見どころだ。さらに、今作よりデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)がシリーズへの本格復帰を果たすなど、新旧キャラが活躍を見せる。

 このたび、最狂の敵ダンテの狂気が“ファイヤーブースト”する本編シーンやキャストコメントなどを収めた特別映像が解禁。ドム役/製作のヴィン・ディーゼルが、飛行機を用いたド派手なアクションシーンと共に、「前代未聞の映画だ。持てるすべてを出し切った」と自信たっぷりに語る姿から始まる。

 ドムのパートナーとして抜群の存在感を誇るレティを演じたミシェルロドリゲスは「持てる全てを出し切った。スペシャルな作品が完成したわ」と笑顔を見せ、彼女がバイクを自由自在に操り、華麗なハンドル捌きをみせるシーンが映し出される。

 ルイ・ルテリエ監督は「最終章だからこそ、『ワイスピ』の原点に戻る」と明言。そして、歴代の人気キャラクターであるデッカード・ショウを演じたジェイソン・ステイサムと、前作『ワイルド・スピードジェットブレイク』で見事な復活を遂げたハン役のサン・カンという危険なコンビ、さらにはシリーズを知るファンであれば胸が熱くなるような白熱のストリートレースシーンも登場し、原点に敬意を表す。

 シリーズを通して出演してきた宿敵サイファー役のシャーリーズ・セロンも余裕の笑みをたたえて登場し、「どんな新たな火種が現れる?」と意味深な発言。さらに前作でファミリー入りを果たし、すっかり笑顔がお似合いとなったドムの弟ジェイコブ役のジョン・シナは「迫力もキレも増し増しで衝撃的だ」とアクションに自信をのぞかせる。

 そして、「巨大キャンバスに描く真のエンタメだ」とアピールするルテリエ監督に続き、本作でファミリーの前に大きく立ちはだかる敵、ダンテを演じたジェイソン・モモアが登場。本作で10年ぶりに悪役を演じたモモアは「歴史に風穴を開けたかった」と熱い想いを語り、ダンテの狂気がさく裂するシーンが映し出される。

 そんなモモアが演じるダンテについて、シャーリーズは「銃を連射したって感じ」、サン・カンは「極悪だが妙に身なりがいい」とコメント。モモアも「猟奇的な奴じゃなきゃドムに挑まない」と役へのこだわりを垣間見せる。

 映像にはそのほか、ミア役のジョーダナ・ブリュースターが「最高の潮時に岐路がやってく来る」、ラムジー役のナタリー・エマニュエルが「チームの思ったようには事が進まず、不穏さが漂う」、テズ役のクリス・“リュダクリス”・ブリッジスが「エキサイティングで…もの凄い緊張感がある」、ローマン役のタイリースギブソンが「『ワイスピ』マジックだ」と、作品についてそれぞれコメント。最後はヴィン・ディーゼルが「サーガの完結に結末は不可欠だ。終わるからこそ意義がある」と言葉に力を込める姿で締めくくられる。

 映画『ワイルド・スピードファイヤーブースト』は、5月19日より全国公開。

映画『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』場面写真 (C)Universal Studios. All Rights Reserved.