3歳から芸能活動をしているが、高校時代は素の自分が出せないため、学校での友達は「ゼロ」だった──。

 そんな意外なエピソードを打ち明けたのは、この4月に有名私立大学に進学した本田望結だ。

 そもそも小さい頃から友達が多いわけではなかったという本田は、5月13日放送の「おかべろ」(関西テレビ)に出演すると、子役出身ならではの悩みを打ち明けた。イジッたりイジられたりするのが好きな性格なのだが、

「テレビでそういうイメージがないみたいなので出しづらくて、いい子ちゃんになっちゃう。真面目なキャラになっちゃうんです。いい子ちゃんのまま通しちゃって、あまり深いお友達になれることがない」

 その一方で、教師には素の自分を出せるのだといい、

「自分より年上の方には、何でもさらけ出せるかもしれないです」

 なにしろ芸能界で仲がいいのも大先輩ばかり。その筆頭は、なんと74歳の俳優・笹野高史だ。もう少し若いところでも、芸人の小籔千豊。放送作家によれば、

「番組MCの岡村隆史が『大人の世界にずっといたから、大人が身近やねん』としていましたが、例えば子役出身の安達祐実は、子役時代の初恋の相手が番組のADだった。それがある日、母親がそのADと再婚した、という仰天エピソードを明かしています。同級生より大人に親しみを覚えるのは『子役あるある』のようです」

 岡村は大学での友人の作り方として、筆記用具をあえて忘れて隣の人に「貸して」と話しかける、なんともベタな方法を勧めていた。はたして本田は大学で友人を作れるだろうか。

(鈴木十朗)

アサ芸プラス