子供から大人まで愛される人気料理である、カレー。手軽に栄養がとれて飽きが来ないので、筆者の家の食卓によく並びます。

しかし、食べている時にカレーが跳ねて衣類に付き、困ってしまうなんてことも…。

特に幼い子供の場合は、気付いたらエプロンをとってしまっていることが多いので、防ぎようがありませんよね。

「服に付いたカレーのシミをどうやって落とそうか…」とネットで探していたところ、エスビー食品株式会社のウェブサイトで、『カレーの黄色は、主にターメリックというスパイスによるもの。石鹸で軽く洗い、日に当てると自然と消えることも』との一文を発見!

とても気になったので、カレーで汚してしまった服を3着を使って早速試してみました。

1着目の服は胸からお腹あたりまで薄いシミが点々と付いています。

2着目はボトッとカレーを垂らしてしまったもの。こちらもカレーが跳ねてシミになっている状態です。

3着目のシミは1か所だけですが、柄物ではないので汚れが目立ちます。

エスビー食品株式会社のウェブサイト『S&Bカレー.com』を改めて確認すると、『黄色い色素の元になるクルクミンは水には溶けにくいが、日光には弱く、比較的簡単に分解され消えてしまう性質がある』とのこと。

日光に当てる前に、まずはシミの油分を洗剤や石鹸で洗い落とすことから始めましょう。

タグ表示をよく読んで、衣服に適した洗剤を付け、手洗いをしていきます。

1着目は石鹸で洗いましたが、まだ黄色いシミは残っていますね。

2着目と3着目は洗剤を付けて手洗いしてみましたが、ほとんどシミが残っていました。

「この状態でも日光に当てると本当にきれいになるのか…」と、やや不安は残りますが、洗った服は3着とも全部日に当てて乾かしてみました。

干した服を取り込んで広げてみた結果…完璧に消えたとはいかないまでも、シミがだいぶ落ちています!

よく見ると、薄くシミが確認できる程度です。

3枚目の服にいたっては、写真の通り、シミの場所がまったく分からないほど!お気に入りの服だったので本当にほっとしました。

色あせしやすいものは直射日光を避けて、日陰干しを繰り返しながら、徐々にシミを落としていくといいそうです。

日光に当てる方法でも解決しない頑固なシミの場合には、専門のクリーニング店に相談することも検討してみてくださいね。

ちょっとしたシミ程度なら、石鹸や洗剤で軽く洗い日光によく当てるだけで落とせる方法。手軽に落ちると分かれば、みなさんの家庭にカレーが並ぶ日がぐんと増えるかもしれませんね。


[文/キジカク・構成/grape編集部]

出典
エスビー食品株式会社