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5月18日にイベントで公開へ

トヨタスズキダイハツの3社が共同開発してきた、BEVシステムを搭載した商用「軽バン電気自動車」のプロトタイプが、18日木曜に公開されることが分かった。

【画像】3社で開発 BEVの商用軽バン スズキ仕様、トヨタ仕様を見る【モデル名は?】 全10枚

「G7広島サミット(主要国首脳会議)」に際し、日本自動車工業会の行う自動車業界のカーボンニュートラル達成に向けた取り組みを紹介するイベント(5月18日~21日)に展示するという。

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18日のイベントに展示されるというダイハツ仕様のプロトタイプハイゼット・カーゴのモデル名を確認できる。    ダイハツ

このBEV商用軽バンについて、トヨタは「スズキダイハツの小さなクルマづくりのノウハウと、トヨタの電動化技術を融合し、軽商用車に適したBEVシステムを3社で共同開発しました。車両についてはダイハツが生産を行い、スズキダイハツトヨタがそれぞれ2023年度内に導入する予定です」と紹介している。

企画にあたっては、コマーシャルジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ社(CJPT)も参画することで、効率的なラストワンマイル輸送に最適な仕様を追求した。

一充電当たりの航続距離は200km程度を見込んでおり、「配送業などのお客様のニーズにしっかりと応えできる車両を目指して、現在開発を進めています」とされている。

3社は、今後もプラクティカル(実用的)でサステナブルな移動手段の提供を通じて、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みを推進していくという。


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