ヘレン・ミレンが南仏で開催されたカンヌ国際映画祭のオープニングセレモニーに登場。髪の毛から爪の先までブルーに染めた鮮烈ルックを披露した。

【写真】ヘレン・ミレンの扇子に書かれた「#WorthIt」

 現地時間5月16日、南フランスにてカンヌ国際映画祭が開幕し、ヘレンがデル・コア(DEL CORE)の美しいブルーのドレスに身を包みオープニングセレモニーに参加した。

 ヘレンのスタイリスト、リー・ハリスによると、このドレスはダニエル・デル・コアが、自身の春コレクションで発表したイエローのスカートにインスピレーションを得て、ヘレンのためにカスタムメイドしたドレスだそう。

 ドレスに合わせ、ヘレンは髪の毛もブルーのグラデーションに染め上げ、ネイルもパウダーブルーで統一感を演出。ダイヤモンドのイヤリングとネックレスをプラスし足元には Sole Blissのプラットフォームパンプスをオン。カンヌのレッドカーペットに鮮烈な印象を与えた。

 今年のカンヌでオープニングを飾ったのは、ジョニー・デップ主演の『Jeanne du Barry(原題)』だった。ヘレンはこの日、黒地に白で「#WorthIt(それだけの価値がある)」と書かれた扇子を手にポーズを取ったが、これがファンの間でジョニーと裁判を繰り広げたアンバー・ハードを支持するものではないかと憶測を呼び、ヘレンを賞賛する声がツイッターなどに上がった。

 しかしヘレンによると、この扇子に書かれていたのは、これは彼女がアンバサダーをつとめるロレアル・パリのスローガンで、特別な意味はなかったようだ。The Wrapに対し「秘めたメッセージは含まれていません」とヘレンがコメント。「私はロレアルのアンバサダーですが、同社はカンヌのスポンサーです。それに正直なところ暑かったので扇子を手にしたのです。『あなたにはその価値がある』というのは、ロレアル・パリの公式スローガンです」と述べている。

第76回カンヌ国際映画祭オープニングセレモニーに登場したヘレン・ミレン (C)Zeta Image