アーセナルがアメリカ代表DFオーストン・トラスティー(24)を売却する方針のようだ。イギリス『フットボール・インサイダー』が伝えている。
トラスティーは昨年1月にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のコロラド・ラピッズからアーセナルへ移籍。190cmの長身かつ現代サッカーでは重宝される左利きセンターバックだが、契約から半年後の昨年7月にロンドンへ渡ると、すぐにチャンピオンシップ(イングランド2部)のバーミンガム・シティへとレンタル移籍に出されることとなった。
今シーズンはリーグ戦44試合に出場し4ゴールをマーク。主軸として活躍し、ファンが選ぶクラブの年間MVPに輝いた。一方で、バーミンガムへのレンタル期間は今月末で終了予定。トラスティーはクラブを通じてファンへの感謝を表明し、完全移籍に移行することはないと考えられている。
どうやらトラスティーにはスコティッシュ・プレミアシップのレンジャーズからオファーが届いているようで、アーセナルはこれを受け入れる模様。今年3月にA代表デビューを飾っているトラスティーだが、一度もアーセナルのユニフォームを着ることなく、クラブを離れることになるようだ。
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