日本医科大付属病院の本間博医師

日本医科大付属病院の本間博医師

ニコニコニュース(オリジナル)

 6日夜に腰の痛みを訴え、緊急入院した小沢一郎民主党代表の病状は、尿管結石であることが明らかになった。小沢氏が搬送された東京・千駄木の日本医科大付属病院は、2011年10月7日午後に記者会見を開き、小沢氏の病状は「左尿管結石」で1週間程度の入院期間と説明した。

 小沢氏は、資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐり、政治資金規正法違反罪で今年1月に強制起訴された。今月6日には東京地裁で初公判に臨み、改めて無罪を主張。緊急搬送されたのは、その当日の夜だった。

 小沢氏の担当医である本間博医師は、小沢氏の病状について「左尿管結石」と説明。今後の治療について、本間医師は「まだ尿管の一部に残っているので、(結石が)排石される時期を点滴等で様子を見ていく」とし、入院期間は「今のところ1週間程度」と話した。

 本間医師によると、小沢氏の様態は現在落ち着いており、受け答えもしっかりし、時おり笑顔も見せているという。小沢氏の次回公判は14日に予定されているが、裁判への影響について本間医師は、「ご本人に伺っていただかないと、私が今申し上げることはかなり困難」と述べた。

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山下真史)

日本医科大付属病院の本間博医師