DCユニバースの最新作『シャザム!~神々の怒り~』のBlu-ray&DVDが、7月19日(水) に発売されることが決定した。

2019年に公開された『シャザム!』の続編となる本作は、古代の魔術師より神々のパワーを授かったが、中身はコドモの主人公・シャザムと神々との戦いを描いたバトル・アドベンチャー。Blu-ray&DVDには、メイキングやシーン解説など、90分を超える映像特典が収録される。

主要キャストはシャザム役のザッカリーリーヴァイ、ビリー役のアッシャー・エンジェルフレディ役のジャック・ディラン・グレイザーらが前作から続投。さらに、シャザムが激怒させてしまい地球へ襲来する“アトラスの娘”の長女・へスペラ役をヘレン・ミレン、次女・カリプソ役をルーシー・リュー、三女・アン役をレイチェル・ゼグラー、そしてサプライズ登場することでも大きな話題となったワンダーウーマンをガル・ガドットが演じる。監督は前作に引き続きデビッド・F・サンドバーグが務める。

また日本語吹替版キャストも豪華な面々を起用。主人公・シャザム役を宮野真守、ヘスペラ役を戸田恵子カリプソ役を朴璐美、アン役を鬼頭明里が演じるほか、前作にも参加した緒方恵美ビリー役)、阪口大助フレディ役)、杉田智和魔術師シャザム役)、平野綾メアリー/スーパー・メアリー役)が続投する。

併せて、宮野が本作の吹替に向けた熱い思いを語るインタビューが到着。今回、シャザムの吹替声優をオファーされて「うれしかったですね」と笑顔を見せた宮野は、「前作も楽しく観させていただいていたんですが、まさか自分にオファーが来るとは思っていなかったので。光栄に思います」と喜びのコメント。そして「シャザム!」シリーズについて「子どもがスーパーパワーを持ったらどういう展開になるんだろうというコメディ的な要素が魅力」と切り出した宮野は、今回の最新作を「でも更に今回は彼らがヒーローになってからの話なので、彼らなりに自分のパワーと向き合い、自分たちにできることにまっすぐに向き合うようになる物語となっています」と説明する。

大人の事情がわからず、“神々”を怒らせてしまったシャザムは、巨大ドラゴンを引き連れて地球に襲来した“アトラスの娘”三姉妹との戦いを余儀なくされる。「本来ならここで壮絶な戦いになりそうなんですけど、その戦い方が子どもっぽくて、そこすらもコメディになるというか。もちろん子どもだからうまくいかないこともたくさんあるし、失敗してばかりなんですけど、それでも真摯にヒーローに向き合おうとするその姿が、僕にはとても愛おしく感じられて。僕たちも普段の暮らしの中でうまくいかないなと思うことも多いと思うんですけど、その中で自分が大切にしていることは何なのか、一緒に考えてくれるような、温かい作品だなと思いました」という。

今回の吹替に挑むにあたり、「家でめちゃくちゃ練習しました」と明かした宮野。「もちろんそれは声優として、いつもやってることではあるんですけど、今回のシャザムに関して言うとザッカリーさんの表現が面白すぎたということがあります。そして自分自身が今、吹替をやる上で大事にしていることが、どんどんアップデートされているというか」。

もともと彼の声優としてのキャリアは、海外ドラマ(『わたしはケイトリン』)の吹替から始まっている。「1年のレギュラーだったんですけど、その時は右も左も分からず、とにかく音響監督さんの言うことに食らいついてなんとかやっていたんですけど、その中でも自分なりにこうやりたい、というような思いが湧いてきたんです。それこそ(本作主人公の)ビリー少年がスーパーパワーを得たように、僕も18歳の時にアフレコというパワーをもらったんです」。

そうしていろいろな作品に携わるうちに、自分なりのスタイルを探り当てていったという宮野。だが近年は実写作品や、舞台などに立つ機会も増えて「自分の肉体でやることの難しさをさんざん味わったからこそ、ザッカリーさんの表現がものすごく尊く感じられたというか。どういうアプローチであれを出しているんだろう、というのがすごく興味津々だった」という。

それゆえに「僕が吹替を担当させていただくなら、今までのノウハウも全て注ぎ込んだ上で、どうにかザッカリーさんの表現に食らいついて、ザッカリーさんの表現に一番面白く寄り添おうと思った」という宮野。「ここでこういう表情をしてるんだとか、急に大声を出すとか、急に静かになるんだなとか。まずはザッカリーさんの表現を研究して、それを台本にしっかりとメモしました。もちろん英語と日本語は違いますし、アフレコというのはものまねではないので、それらの想いをしっかりと咀嚼してアプローチをしていきました」と振り返った。

さらに、彼にとっての印象的なDCヒーローについて聞いてみると、バットマンだという答えが。「中学校の時に、2対2くらいで初めてデートで見に行ったのが『バットマン』だったと思います!」と振り返った宮野は、「デートというよりも、みんなで映画見に行こうぜ、くらいの感覚だったかもしれないですが。そういう意味でもDCヒーローだと、バットマンが印象に残っていますね。バットマンのCDも持っていましたし、やっぱりカッコいいなと思いますね」と笑顔で付け加えた。

<リリース情報>
『シャザム!~神々の怒り~』

7月19日(水) Blu-ray&DVD発売
※同日、Blu-ray&DVDレンタル開始

ブルーレイ&DVDセット(2枚組):5,280円(税込)

『シャザム!~神々の怒り~』ブルーレイ&DVDセット ジャケット

●【初回仕様】ブルーレイ&DVDセット(2枚組/ブックレット付):6,380円(税込)

『シャザム!~神々の怒り~』【初回仕様】ブルーレイ&DVDセット 展開図

●【初回仕様】4K ULTRA HD&ブルーレイセット(2枚組/ブックレット付):8,580円(税込)

『シャザム!~神々の怒り~』【初回仕様】4K ULTRA HD&ブルーレイセット 展開図

【映像特典内容】
●メイキング ●隠れ家
●愉快な現場 ●アトラスの娘たち
●シーン解説 ●神話の要素
●チーム再集結 ●未公開シーン集

公式サイト:
https://wwws.warnerbros.co.jp/shazam-movie/home_entertainment.html

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宮野真守