日本代表も参加するFIFAU-20ワールドカップが20日にアルゼンチンで開幕する。
そうしたなか、『TyC Sports』などが、イラク代表にスキャンダルが持ち上がったと報じた。イラクはAFC U20アジアカップで日本を破って準優勝を収めたチームだ。
そのイラク代表が滞在するラプラタにあるホテルの女性従業員が陰部を触られたなど性的虐待の被害を訴えたという。
通報を受けたブエノスアイレス警察がホテルに駆けつけたというが、女性は現時点では刑事告訴はしない意向だそう。
ただ、ホテルスタッフは、イラク代表にはそれ以外にも不適切な行動があったと主張している。下着姿で廊下などを移動したり、火災警報器をわざと作動させたり、重量オーバーでエレベーターを壊したりなどしたという。
警察はイラク代表から聞き取りをしたようで、現地組織委員会とアルゼンチンサッカー協会は事実関係の報告を求めている。
今後、被害女性が刑事告訴する可能性はあり、イラク代表にはFIFAからの制裁が科されうるとのこと。
ただ、イラクサッカー協会は疑惑を否定。「ユースチーム代表団の指導者は、ブエノスアイレスにあるユースチームの宿泊先で問題が発生したことに関して、金曜の朝にアルゼンチンのいくつかのウェブサイトによって流された不正確なニュースや噂を否定した。イラク代表団の指導者は、事態は良好であり、代表団の平和を乱すものは何もないことを確認している」などとの声明を出している。
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