アーセナルを率いるミケル・アルテタ監督が、練習場にラブラドールレトリバーを引き連れてきたようだ。19日、イギリス紙『デイリーメール』が報じている。

 現在プレミアリーグ2位のアーセナル。前節はブライトン(0-3)に完敗を喫し、優勝の望みはほぼ絶たれてしまった。一時は首位を独走し、19シーズンぶりのプレミア制覇に期待がかかっていたが、4月に3戦連続ドローで勝ち点を伸ばせなかったことに加えて、4月26日に行われたマンチェスター・Cとの直接対決に敗れるなど、リーグ終盤に来てその勢いを失った。

 そんなチームの士気向上のためにアルテタ監督は、練習場にラブラドールレトリバーを引き連れてきた模様。報道によると、“新加入”となったラブラドールレトリバーには「Win」と名付けられており、アルテタ監督の狙いは、選手のストレスを和らげ、チームの一体感を高めることだという。

 昨季ではリヴァプール戦を前に、練習場にスピーカーを持ち込んで大音量で『アンフィールド』の歓声やサポーターが歌う『You’ll Never Walk Alone』を流し、そのなかで選手たちに練習をさせたことでも知られるアルテタ監督だが、失意のチームを復活へと導けるのだろうか。今後の戦いに注目が集まる。

練習場に犬を連れてきたアルテタ監督 [写真]=Getty Images