企業のビジネスの分析、計画、実行のための革新的な方法を提供するAnaplan, Inc.(アナプラン)の日本法人であるAnaplan Japan株式会社(本社:東京都渋谷区、社長執行役員:中田 淳、以下、Anaplan Japan)は、コニカミノルタ株式会社(本社:東京都港区、代表執行役社長 兼 CEO:大幸 利充 、以下 コニカミノルタ)のグループ全体の管理会計プロセスにSaaS型プラン二ングプラットフォーム「Anaplan」が採用されたことを発表いたします。

コニカミノルタは、世界中に約170社の連結子会社と約200万の顧客を擁し、約150にわたる国と地域にサービスを提供しています。2003年の「コニカ」と「ミノルタ」の経営統合以降、事業領域の拡大を推し進め、現在は、デジタルワークプレイス事業、プロフェッショナルプリント事業、ヘルスケア事業、インダストリー事業の4つを柱として事業を展開しています。

このようにグローバルに事業を展開する同社は、積極的なM&Aによる連結子会社の増加や各社でERPが統一されていないといった事情を抱えていました。そのため、経営管理が複雑化し、グループ全体の管理会計データの収集・集計に膨大な時間と工数がかかっていました。加えて、ERPのデータを手作業でExcelにコピーして集計作業を行っていたため、入力ミスの発生リスクも高く、データのバケツリレーによる情報の希釈が起こり、詳細な分析ができないといった課題の解決が急務でした。

「Anaplan」の採用にあたっては、さまざまな国と地域で多種多様な事業を行う各子会社が同時にデータを入力して、リアルタイムに管理会計データを集計・分析できる点が高く評価されました。加えて、ユーザビリティの高さや、導入後は外部ベンダーに頼ることなく自社で運用ができる点も採用の一因となりました。

さらに、「Anaplan」は、各種BI(ビジネスインテリジェンス)ツールとの連携が容易なため、導入後、アクセス権コントロールをされたポータルサイトに広くデータを公開する仕組みを構築できたことで、当初の課題であった集計効率や精度の低さを大幅に改善しました。

「Anaplan」を活用した管理会計データ分析・計画プラットフォーム

「Anaplan」の採用によって、管理会計データをリアルタイムに入力・収集・集計できる仕組みが整い、従来は分析レポートの作成のために年間数千時間かかっていた工数が3~4割削減されました。また、膨大なExcelファイルの管理からも脱却でき、ある事業部では月次報告資料の2,000ファイル近くが削減されるなど、各拠点の業務負荷の大幅な軽減とデータの公式化・一元化も実現されました。加えて、属人化していたデータ入力・集約などの業務プロセスが整理・標準化されたことで、人事異動などで担当者が変更される際にも安定的に業務が行えるようになりました。

Anaplan Japanは、グローバルに事業を展開するコニカミノルタの管理会計プロセスをリアルタイムでつなぎ、高度で効率的な計画立案を支援するとともに、今後も同社の多様な領域における業務フロー改善とその成長に貢献してまいります。

コニカミノルタ株式会社について

1873年創業のコニカミノルタは、2023年に150周年を迎えました。祖業の写真フィルム、カメラで目に見える世界をありのままに写すことから、病気の予兆やモノづくりにおける品質のばらつきなど、人間の目に見えないものの見える化まで、当社は人々の「みたい」に応えながら、社会に新しい価値を創造してきました。様々な業種・業態の現場での働き方やモノづくりの変化など、事業環境の動向を先読みし、お客様や社会の課題解決に貢献するために、イノベーションを創出し続ける企業です。コニカミノルタは、この150年の節目を新たなスタートと位置づけ、創業以来培ってきたイメージングの力を活かし、人々や社会の持続的成長に貢献していくために邁進します。

Anaplan(アナプラン) について

Anaplanは、ビジネスの分析、計画、実行のための革新的な方法を提供します。Anaplan独自のHyperblock (TM) テクノロジーは、リアルタイムにパフォーマンスを分析し、将来の結果を予測することで、より迅速かつ確実な意思決定を可能にします。Anaplanは、ビジネスを前進させるため、企業全体で統合された戦略や計画を実現します。サンフランシスコに本社を置くAnaplanは、世界に200社以上のパートナーと2,000社以上の顧客を擁しています。

https://www.anaplan.com/jp/

配信元企業:Anaplan Inc

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