株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:張 士洛、東京都中央区、以下JMAM〔ジェイマム〕)は、小学生を対象とした、12週間の書き込み式ワークを通じて「非認知能力」を育てる『かいけつゾロリのときデザインノート』シリーズを、全国の書店・ネット書店にて2023年6月1日(木)より順次発売します。

■開発背景

 非認知能力とは、コミュニケーション能力や自己管理力、課題解決力など、IQや学力テストのように客観的な数値では測れない力です。子どもの頃から身に付けることで、将来先行きが不透明なVUCA(変動性・不確実性・複雑性・曖昧性)の時代に、自らの考えで柔軟に生き抜く力が高まるとして、近年関心を集めています。
 さらに、非認知能力を育てるには、幼少期など早い段階からの取り組みが最適とされ、さまざまな幼児教育のプログラムに取り入れられるようになりました。一方で、JMAMが実施した、小学生の子どもを持つ保護者600人を対象とした調査結果※1によると、子どもに頑張ってもらいたいこととして、勉強と並び「時間を守る」「計画的に行動する」「諦めずに取りくむ」といった点を挙げる声が多く、小学生の非認知能力の定着に対して課題感を抱いている保護者が多いことが浮き彫りになりました。また、「非認知能力を身につけるのに適した時期はいつか」という質問に対して50%以上の保護者が「小学生」と回答しました。
 そのような背景を踏まえ、JMAMは改めて非認知能力を伸ばす対象として小学生に着目。非認知能力研究の第一人者である岡山大学の中山芳一准教授の監修のもと、「日々の生活を通して、やると決めたことをきちんとやる習慣が身につき、時間を大切に使うことができるようになるノート」をコンセプトに、小学生とその保護者がいっしょに取り組めるツールとして本ノートを開発しました。
 また、本ノートは、朝の読書推進協議会の「朝の読書」の人気本調査結果※2において、小学生部門で2007年より11年連続1位を獲得したポプラ社の大人気児童書シリーズ『かいけつゾロリ』とのタイアップ商品となっており、子どもがノートを楽しく続けられる仕掛けが多く施されています。


※1育児に関する実態調査(2022年JMAM実施、N=600)
※2「平成29年度「朝の読書」(学校)で読まれた本」朝の読書推進協議会調べ(調査期間平成29年4月~30年3月)

■子どもが「やりたいこと」と「やるべきこと」をバランスよく両立できるようになるワーク型ノート

 『かいけつゾロリのときデザインノート』は、子どもが毎日の限られた時間の中で「やりたいこと」と「やるべきこと」の両方を、バランスよくできるようになるためのワークブックです。子ども自身が見通しを立てながら行動し、振り返る習慣を身に付けることを目指します。
 本ノートは、小学校2年生以上を対象としており、子どもの課題に合わせて、「時間と約束を守ることができる」、「目標達成が楽しくなる」、「気持ちが元気になる」といった非認知能力の学びにかかわる3つのテーマから選ぶことが可能です。いずれも行動の習慣化に必要と言われる12週間のワークを通して子どもの成長を促します。また、ワークページでは保護者がコメントを記入する欄も設けており、保護者と子どものコミュニケーションツールとしての役割も果たします。

【『NOLTYキッズ かいけつゾロリのときデザインノート』シリーズ】

【「時間と約束を守ることができる!」編 記入サンプル】

■『かいけつゾロリ』のオリジナルマンガやシール付属で、楽しくノートを記録

 本ノートは、子ども自身がノートを楽しく続けられるように、『かいけつゾロリ』の奮闘や失敗が描かれたオリジナルマンガを掲載しているほか、記録用シールやぬりえ、保護者の方から頑張った子どもへ送る賞状などのページを取り揃えています。

■NOLTYキッズ LINE公式アカウントより、動画とメッセージで保護者の「困った!」をサポート

 ノートを購入後、「子どもがきちんと続けてくれるか」、「どのようにサポートしたらいいのか」などの不安を解消するため、保護者の方をサポートするためのLINE公式アカウントを開設しました。公式アカウントにお友だち登録していただくと、動画やメッセージ形式で、お手本となるようなノートの使い方の解説や、ノートを使っていく中で直面するつまずきポイントを解決するヒントをお届けします。また、ノートを使い続けるコツや子どもへの声掛け方法などをまとめたお役立ちコラムも週に1度お送りします。

■監修者からのコメント

 いま注目されている非認知能力とは、私たちが子どもの頃から大切だと言われてきた「人として生きていくために必要な力」のことです。この力は、すぐ身に付けられるものでもなければ、特別なトレーニングを受けて身に付けるものでもありません。大事なことは、日常の中にある「習慣」です!お子さんが自分で「やりたいこと」と「やるべきこと」を区別できる習慣、振り返りながら自分の気持ちをコントロールできる習慣、そして目標を決めてそこへ向かっていける習慣…これらの習慣を「わかりやすく・たのしく・続けやすく」してくれたのがときデザインノートです。このノートを通じてお子さんの成長に気づき、親子のコミュニケーションツールとしてもご活用ください。

■監修者プロフィール

中山 芳一(なかやま よしかず)
非認知能力研究の第一人者 岡山大学准教授

専門は教育方法学。幼児から小中高生、大学生に至るまで、幅広い世代の子どもたちを対象に、非認知能力の育成やこれからの教育実践の在り方について指導・提言を行っている。9年間没頭した学童保育現場での実践経験から、「実践ありき」の研究がモットー。

■監修者の著書『「やってはいけない」子育て』もJMAMより6月28日発売

 本ノートの監修者、中山芳一氏の新刊『「やってはいけない」子育て』も6月28日に発売されます。社会・教育環境が親世代と大きく変わる今、「自分のしかり方はこれでいいのか」「しつけはどこまでやるべきか」など戸惑う保護者は少なくありません。本書では、3児の父でもあり学童等での実践経験豊富な著者が、忙しくてもすぐに実践できる「自ら気づき学ぶ子に育つ」子育ての法則(ルール)を紹介。たったひとつの「やってはいけないこと」を避ける=「子どもへの適切な接し方」を知るだけで、子どもの自己認識が変わり、非認知能力が高まっていきます。小学生からでも大丈夫!<非認知能力を伸ばす子育て>の「ブレない軸」が持てる1冊です。
https://pub.jmam.co.jp/book/b626921.html

商品概要は下記サイトにてご確認ください。
https://jmam.shop/noltykids/

■『かいけつゾロリ』シリーズ作品概要

 いたずらの王者を目指すキツネの主人公ゾロリと、その弟子で双子のイノシシ兄弟イシシとノシシが、修行の旅をしながら、行く先々で活躍する冒険ストーリー。原作本はシリーズ累計3,500万部を超えて、沢山の子供たちに読まれている、超大人気児童書シリーズです。

公式Twitter> https://twitter.com/zororizz
公式HP> https://www.poplar.co.jp/zorori/

配信元企業:株式会社日本能率協会マネジメントセンター

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