キャサリン皇太子妃が、ロンドンで開幕した「チェルシーフラワー・ショー」の初日にサプライズ登場した。皇太子妃は今回初めて開催された小学生のピクニックに参加し、子供達からインタビューを受けた際には温かな返答をする場面もあった。また彼女が着ていたピンクのシャツドレスは、“キャサリン皇太子妃効果”もあってか、すでに完売となっている。

現地時間22日、英ロンドンの「ロイヤル・ホスピタル・チェルシー」で毎年恒例の「チェルシーフラワー・ショー(RHS Chelsea Flower Show)」が開幕した。王立園芸協会(Royal Horticultural Society、以下RHS)が1913年に開始したこのイベントは、世界で最も権威のあるガーデンショーとして知られている。

今年のイベント初日にはキャサリン皇太子妃がサプライズ登場し、今回初めて開催された“チルドレンズ・ピクニック(子供達のピクニック)”に参加した。このピクニックには、RHSによるスクールガーデニングキャンペーンに参加する英国内10校の小学生が集まった。

キャサリン皇太子妃は、2019年の「チェルシーフラワー・ショー」で自身がデザインした庭園“バック・トゥ・ネイチャー・ガーデン”を披露しており、RHSの主催者と対話した際には、将来により多くの子供達をイベントに参加させたいとの希望を語っていた。“チルドレンズ・ピクニック”は、こういった彼女の意見から着想を得たものだ。

この日、キャサリン皇太子妃はロンドンを拠点とするブランド「ME+EM」によるピンクのシャツドレスを着て現れた。

クラシックなシャツを思わせるボタンダウンのロングドレスは、前身頃にプリーツが施され、リボンのベルトが付いている。ブランドの公式サイトでは450ポンド(約77,000円)から315ポンド(約54,000円)に値下げされていたが、“キャサリン皇太子妃効果”もあってか、現在は完売となっている。

皇太子妃は緩くカールしたロングヘアを下ろし、耳には葉をモチーフにしたイヤリングを着けており、足もとはベージュのウエッジソールを履いていた。

会場に到着した皇太子妃は小学生達のピクニックに参加し、子供達と一緒にランチや会話を楽しんだ。そして虫探しなどを手伝った後、会場に出展されたいくつかの庭園を見学した。

その後、キャサリン皇太子妃が小学生の記者グループに囲まれてインタビューを受ける場面もあった。

1人の児童が「あなたは法律を作るのですか?」と尋ねると、皇太子妃は微笑んで「いいえ」と答え「法律は首相が作るのですよ」と付け加えていた。

さらに別の女児が「プリンセスでいることは、どんな感じですか?」と質問した。すると皇太子妃は「一生懸命に働かなくてはいけないけど、一番嬉しいのは、あなた達のような子供達に会えることです」と温かな返答をした。

そして王室メンバーの公務について、皇太子妃は「彼らは国内であらゆる立場の人々をサポートしたり、みなさんの素晴らしい仕事を紹介したり、国民みんなを守る手助けをしているのです」と説明した。

また「女王になったら、最初に何をしますか?」と聞かれると、皇太子妃は「子供達を助けます」と答えたそうだ。

画像2~4枚目は『The Prince and Princess of Wales 2023年5月22日付Instagram「Picnic season is upon us,」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

海外セレブ・芸能のオンリーワンニュースならテックインサイト