NPO法人キーデザイン(栃木県宇都宮市鶴田町1627‐14)が、不登校の保護者同士がいつでもどこでもやり取りできるチャットグループを、2023年5月24日よりスタートします。

2021年度の不登校の小中学生は24万人を越え、9年連続増加しています。不登校と言うと、子どもにフォーカスされがちですが、実は保護者の負担もとても大きいです。事実、私たちの運営する保護者向けの無料LINE相談窓口には、「子どもの不登校から、母親の私がうつ病と診断された」「子どもを愛せなくなり、そんな自分も許せず、死にたいとすら思っている」といった声も届いています。独自にアンケートをとると、3人に1人が精神的に不安定な状態になっていることがわかりました。

私たちの運営する無料LINE相談窓口「お母さんのほけんしつ」には、5月24日現在、全国から2,624名の保護者の方の登録があります。日々LINEにて相談支援員と1対1で相談のやり取りをしており、定期的に保護者同士が直接話をできる「親の会」も実施しています。(親の会では、相談支援員も進行役として入り、不登校の子の保護者同士が5名程度参加し、zoomを通して意見交換や気持ちの共有しています。通常、月に1~3回程度実施しています。)

親の会に参加された方の中には下記のようなご感想をいただいています。

▼参加前は不安でしたが参加して良かったです。同じ悩みを持つお母さん方と話せて気持ちも少し楽になりました。

▼周りに不登校の子供を持つ保護者がいないため、初めて同じような境遇の方と話すことができました。今まで親子で社会から孤立している気がしていたので、少しホッとしました。

私もそうでしたし、皆さんもなかなか相談しづらい状況で悩みを共感出来て良かったです。近場で顔を合わせて相談するのは安心感もありますが、デリケートな内容の為少し躊躇してしまう気持ちもあります。オンラインならその点参加しやすいように思いました。

こうした声から、より日常的に保護者同士が交流できる時間があることによって、保護者のみなさんの心の支えになるのではないかと考え、今回のチャットグループをスタートすることになりました。

【利用するメリット】

1.子どもが不登校という同じ境遇の保護者同士で意見交換することができる

2.過去に不登校を経験した当事者、またその保護者の体験談を聴くことができる

チャットグループの特徴】

1.10以上の様々なテーマのお部屋

合計1,000以上の子どもの不登校に悩む保護者の悩みに答えて来た相談員たちが、お部屋を用意しました。保護者のみなさんのお悩みに寄り添った形の内容となっています。(自分の入りたいお部屋に複数入れます)

2.少人数で話しやすい雰囲気

「人が増えて話しづらくなった」「話に追い付けない」そうしたことが起きないように、1つの部屋に入れる人数を10名程度に限定します。※運営していく中で、利用者のみなさんの声を伺いながら変わることがあります。

3.「否定しない」というルール

ここは「子どもが不登校」という同じ境遇にある保護者のみなさんが集う場です。ただし、同じといっても100人いれば100通りの状況や悩みがあります。「否定しない」というルールを大前提に運営していくことで、利用者のみなさんが安心して利用できるように尽力します。

※相談員もお部屋の管理に関わりますので、何かあればご相談いただき、安心して利用できる環境を整えます。

【利用までの流れ】

1.お試し利用登録(1か月間、無料でお試し利用ができます)

2.お試し利用が終わったのち、運営とやり取りをし、利用継続する場合、再登録(クレジット決済/月々1,000円)。利用を辞める場合、登録解除(お金は一切かかりません)。

詳細・お申込みはこちらをご覧ください

https://www.npo-keydesign.org/hoken-shitsu-for-parents-group/

1人でも多くの、子どもの不登校に悩む保護者の方が、ひとりで抱えず、人を頼りながら子育てに取り組んでいくことのできる社会になるよう、尽力します。みなさんとチャットグループでお会いできることを心待ちにしています。

▼法人概要

配信元企業:特定非営利活動法人キーデザイン

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