チェルシーのフランク・ランパード監督はもどかしさを口にした。

ランパード監督が暫定的に指揮を執るようになってからも苦しみ、プレミアリーグのボトムハーフフィニッシュが確定済みのチェルシー。26日の第32節延期分ではマンチェスター・ユナイテッドのホームに乗り込んだが、1-4で敗れ、2連敗の3戦未勝利となった。

今季のリーグ戦16敗目はプレミアリーグ移行後のクラブワーストに。指揮官もイギリス『スカイ・スポーツ』でチームの現状を嘆いた。

「今の我々を示すものだ。シーズンの開幕まで遡る。我々は十分にゴールを決められずにいる。それが明らか。5バックでプレーするのかをよく尋ねられる。後半の守備はなぜ5バックなのかがよくわかるものだった」

「その点に失望している。このクラブでプレーするなら、常にプライドとパッションが必要。毎日、技術的な細部にまで気を配って、標準的なことをすべてやらないと。基準というものは気軽なものではない」

「このプレミアリーグで勝つ、あるいはコンスタントに結果を出すチームはベースとなる基準がある。それがないと、戦術は意味を成さない。毎日のようにしっかりと練習し、向上心を抱き、一丸でないとね」

「我々は大きなチームだ。コーチも大変だ。私はそれを経験してきてもいる。(今季は)クラブにとって悪い1年だ。過去20年、我々は大きな成功を収めてきたがね。改善点の真相を突き止めなければならない」

「再構築が必要だ。チームがどう見えているのかという点で、クラブは夏に動くだろう」

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