激怒・怒り・男性・中年

大好きな冷凍食品を勝手に食べられ、本気でキレた60代の男がルームメイトの尻を撃つなどした容疑で逮捕された。『LEX 18』などアメリカのメディアが伝えている。


■ルームメイトに激高

20日のこと、アメリカ・ケンタッキー州ルイビルで暮らすクリフトン・ウィリアムズという名の男(64)が、一緒に暮らしていたルームメイトに本気で腹を立てた。取っておいた冷凍スナックを、知らないうちに食べられていたからだ。

理性を失った男が近くにあったタイルを投げつけるなどして暴れたため、ルームメイトも必死に抵抗。売られた喧嘩を買おうとしたが、このままでは埒が明かないと考え、「俺、もう出ていくから」と男に伝えて外に出た。

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■銃を手にした男の凶行

これによりさらに腹を立てた男は家に戻り、銃を持ってルームメイトのもとへ。尻に銃口を向けて発砲した。ルームメイトは必死に逃げ、数ブロック先でようやく救いを求めることに成功した。

男はほどなくして身柄を確保され、第2級暴行罪で起訴された。現在は警察の取り調べを受けているが、30日には出廷が予定されている。

当局は男の保釈金を7,500ドル(約105万円)に設定。犯行について男が何を語っているかなど、詳しい情報は伏せられたままだ。


■キレて発砲するケース

銃社会のアメリカでは、銃絡みの重大事件がたびたび発生している。少し前にはノースカロライナ州で暮らす男が庭に隣人宅のボールが転がってきたことに激高。

子供を怒鳴りつけたところ父親に責められ、カッとなって発砲し6歳児らに怪我を負わせる事件を起こしていた。

世の中には怒りの沸点が異常に低く、些細なことに本気で腹を立てとんでもない行動に出る人がいる。「この人は危ない」と感じたら、深く関わらない、上手に距離を置くなどして自衛するしかない。

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(文/Sirabee 編集部・マローン 小原

理性失くした60代男がルームメイトを攻撃 「冷凍スナックを食われてカッとなった」