ミシェル・ヨーが、映画「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」の続編はないと明かした。同作でエヴリン役を演じたミシェルは、次作の可能性を否定、「続編はないわよ。同じことをやるだけになる」とカンヌ国際映画祭でバラエティに語った。

一方、同作でアジア人として初めてアカデミー賞主演女優賞を受賞したミシェルは、こう思いを馳せた。

「最も重要なことは、私たちの国民に誇りを持たせたということ」
「私が受賞した日、本当に、世界の隅々から喜びの咆哮を耳にした。その扉はゆっくり開かれ、私の背後で閉ざされることはない」
「私が成功するなら、あなたも成功できる」

ミシェルはまた、映画業界におけるダブルスタンダードについても言及した。

「大作が大損失を被ることがあるけど、それでも彼らは同じことをやり続けている」
「予算が増えれば増えるほど、暴力やCGIを使えばもっと良くなると思っているのでしょう。でも、実際はそうではない」
「物語を伝えることが本当。『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』は、多面的な旅をしながら、メインテーマは愛だった」