セリエA第37節、ユベントスvsミランが28日に行われ、0-1でミランが勝利した。

前節エンポリ戦直前に勝ち点10剥奪の裁定が下り、7位に後退したユベントス(勝ち点59)。連勝することで逆転での4位フィニッシュの可能性が僅かながら残されている中、ケアン、ディ・マリア、キエーザの3トップで臨んだ。

一方、ユベントスの勝ち点剥奪を受けてチャンピオンズリーグ(CL)出場権圏内の4位に浮上したミラン(勝ち点64)は前節、降格の決まったサンプドリアに圧勝。引き分け以上でCL出場権獲得となる中、現状のベストメンバーで臨んだ。

立ち上がりから積極的な入りを見せたユベントスは14分、クアドラードのミドルシュートでGKメニャンを強襲。そして24分には決定機。ケアンが持ち上がってボックス右まで侵入してクロス。ディ・マリアがボレーで合わせたが枠を捉えきれなかった。

しかし40分、ミランワンチャンスで先制する。右サイドからのカラブリアのクロスをジルーがヘッドで合わせた。

後半からフラットな[4-4-2]に変更したユベントスに対し、1点のリードを持つミランが余裕を持って時間を進めていく。ギアの上がらないユベントスはミリクを投入、3トップに変更した。

対するミランは終盤、守備固めを敢行した中、ウノゼロで逃げ切り。来季のCL出場権を獲得している。

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