PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険)は、今年還暦を迎える1963年生まれの男女を対象に「2023年の還暦人に関する調査」(有効サンプル2,000名)を実施。調査の中で「貯蓄額」についてたずね、その結果を発表した。

今年還暦を迎える1963年生まれの男女は、総務省の統計によると157万人にのぼりる。そんな今年の“還暦人”に、還暦を迎えることへの意識やこれまでの思い出、ライフスタイル、今後の人生への期待や不安などを聞いた調査の中で、全回答者(2,000名)に「現段階の貯蓄額」(※配偶者がいる場合は夫婦2人分)についてたずねた。

その結果、「100万円未満」(25.2%)に最も多くの回答が集まったほか、「100〜300万円未満」(13.0%)や「500〜1,000万円未満」(11.8%)、「1,000〜1,500万円未満」(10.1%)、「3,000〜5,000万円未満」(7.6%)、「5,000万円〜1億円未満」(7.6%)、「1億円以上」(9.7%)などに回答が分散し、平均は3,454万円に。昨年から比べると、平均貯蓄額は332万円の大幅増加となっており、値上げラッシュや不安定な社会情勢などを受けて、貯蓄性向が高まっているのかもしれない。

また、「300万円未満」の割合は38.2%、「2,000万円以上」の割合は33.0%と、貯蓄格差が際立つ結果となった。