チェルシーのフランク・ランパード監督がファンに感謝とともに惜別の言葉を送った。

今季の不振ぶりから、2度目の指揮官交代に動いた古巣チェルシーを立て直そうと、火中の栗を拾う形で再就任を快諾したランパード監督。自身が率いてからも深みにはまるばかりで、プレミアリーグでは最終的にトップハーフすら滑り込めずの12位で終戦した。

明らかに不本意なシーズンで、28日にホームで行われた最終節でも4位のニューカッスル・ユナイテッドから1ポイントをもぎ取るので精一杯だったが、クラブが誇るレジェンドOB指揮官はファンにわずかながら、チェルシーらしい戦いを示せたと感じたようだ。

イギリスBBC』の番組『Match of the Day』で「勝つべきだったと思う。ホームでチェルシーがすべきプレーをし、これまで以上に脅威的で自信に溢れ、チャンスも作った。相手も良く、良いチームだったし、自由を与えてしまったがね」と胸を張っている。

そんなランパード監督だが、今季いっぱいの短期契約で、来季からマウリシオ・ポチェッティーノ氏の就任が濃厚に。「ファンに別れを告げられて良かったし、本当に感謝だ。チェルシーファンは私が就任時の厳しい立場を理解してくれている」と別れを告げた。

「今季は思うような結果が掴めなかったが、それが現実だ。あまりノスタルジックにならず、クラブとは素晴らしい絆で結ばれているし、何度も戻ってくるよ」

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