ドルトムントイングランド代表MFジュード・ベリンガム(19)が、2022-23シーズンのブンデスリーガ最優秀選手賞に選ばれた。ブンデスリーガが29日に公式サイトで発表した。

2020年夏にバーミンガム史上最高の売却額でドルトムントに加入したベリンガム。加入当初から期待に違わぬ活躍を披露する逸材MFは、加入から2シーズンで公式戦90試合に出場すると、3年目の今季も公式戦41試合に出場し13ゴール7アシストをマークするなど、優勝争いを演じたチームの中心的役割を担っていた。

今シーズン前半戦は出遅れたドルトムントだったが、ウィンターブレーク明けからリーグ戦8連勝を飾るなど復調。シーズン後半戦は14勝4分1敗の好成績でバイエルンとの熾烈な優勝を演じると、首位で最終節のマインツ戦を迎えたが、0-2から追いつくのが精一杯で、他会場で勝利したバイエルンに勝ち点で並ばれ、得失点差でタイトルを譲ってしまった。

最優秀選手賞に輝いたベリンガムは、クラブの公式サイトで以下のように喜びを語った。

「信じられない気持ちだ。ファンの皆さんが投票してくれて、僕のプレーを見て楽しんでくれたことが本当にうれしい。このクラブでプレーするようになってから、最も誇りに思う賞のひとつになるだろう」

なお、ドルトムントでの躍動ぶりにカタールワールドカップ(W杯)でのインパクトも相まって、株がさらに上がったベリンガムは、今夏の移籍市場でレアル・マドリー移籍が既定路線と報じられている。

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