コーエーテクモグループは5月29日(月)、「社員の福祉の向上」を目指し、国内グループ各社の正社員を対象に8期連続となるベースアップと給与水準の引き上げ、並びに初任給の引き上げを実施すると発表した。

コーエーテクモが給与水準の引き上げを発表_001
(画像はコーエーテクモホールディングス公式サイトより)

 物価の上昇や金融市場の変動などによって世界経済の先行きが不透明ななか、コーエーテクモグループでは2023年3月期の売上高と営業利益は過去最高の業績を達成したという。その最大の功労者である社員の活躍に報い、より一層安心して働くことができる環境を実現すべく、今回の施策を実施するとした。

 本施策によって同社の正社員の年収は約7.7%アップし、大卒初任給は30万5000円(+1万5000円/月)となるとのこと。実施時期は2023年6月(4月遡及)となる模様だ。なお、年収は基本報酬と業績賞与をあわせて算定しており、時間外労働手当や報奨金などは除かれている。

概要

■実施時期 :2023年6月(4月遡及)~
■年収アップ率 :約7.7%アップ
■大卒初任給 :305,000円(+15,000円/月)

(プレスリリースより引用)

 コーエーテクモゲームスは今回のプレスリリース中にて「人材が最も重要な資産である」との考えに基づき、従来から働きがいの向上につながる施策に取り組んでいる姿勢をあらためて表明した。今後も社員のエンゲージメントが向上するよう、魅力ある人事制度を実現していくとしている。

 本件に関する詳細については、以下のリリースも参照されたい。

コーエーテクモ公式のお知らせ(PDF)はこちら

プレスリリースの全文は以下のとおり。


社員の福祉の向上のため、8期連続のベースアップと給与水準の引き上げ、新卒初任給30.5万円への引き上げを実施

コーエーテクモグループは、経営基本方針として掲げております「社員の福祉の向上」を実現するため、国内グループ各社の正社員を対象に、8期連続となるベースアップの実施及び給与水準の引き上げ並びに初任給の引き上げを決定したことをお知らせいたします。

物価上昇や金融市場の変動等により、世界経済の先行きが不透明な状況において、2023年3月期の売上高と営業利益は過去最高の業績を達成いたしました。最大の功労者である社員の活躍に報い、社員がより一層安心して働くことができる環境を実現するべく、今回の施策を実施いたします。

当社グループは人材が最も重要な資産であるとの考えに基づき、従来から働きがい向上につながる施策に取り組んでおります。今後も社員のエンゲージメントが向上するよう魅力ある人事制度を実現してまいります。

当社グループは「創造と貢献」の精神のもと、人々の心を豊かにする「世界No.1のデジタルエンタテインメントカンパニー」を目指して、社員と共に成長を続けてまいります。

<概要>
■実施時期:2023年6月(4月遡及)~
■年収アップ率:約7.7%アップ※1、2
■大卒初任給:305,000円(+15,000円/月)※3
■採用ページ:https://www.koeitecmo.co.jp/recruit/

※1 一部グループ企業では年収アップ率が異なります
※2 年収は基本報酬及び業績賞与を併せて算定しており、時間外労働手当及び報奨金等は除いております
※3 時間外労働手当は別途支給/一部グループ企業では初任給が異なります

コーエーテクモ公式のお知らせ(PDF)はこちら