株式会社モザイクワーク(本社:東京都港区、代表取締役社長:杉浦二郎)は、2023年3月卒業の就職活動が終了した(主に新潟にある大学、短期大学専門学校で学ぶ)学生を対象に、就職活動に関する調査を実施した。
(調査期間:2023年3月~4月、有効回答数:210人)

1.新潟県の就活生の約8割は、10社以下のエントリーで就職活動を終了

『エントリーした企業はいくつくらいありましたか』との設問に対して、38パーセントの学生が『1-3社』、23パーセントの学生が『4-6社』、16パーセントの学生が『7-10社』と回答。前年度の調査と同様、全国的には低いエントリー社数となった。

2.複数内定を獲得する就活生が増加し、内定辞退数も増加

複数内定を獲得した就活生は、全体の47パーセントと前年度を上回った(2022年卒では38パーセント)。

このため、内定辞退数も合わせて増加した。

3.入社時点で転職をする時期を想定している就活生が約3割と増加

『もし、内定先よりももっと良い企業があれば、すぐに転職活動をしようと思いますか』という設問に『すぐにしたい』や『1-3年以内にしたい』、『5年以内にしたい』と回答した就活生は合計で31パーセントとなった。一方で、『転職するつもりはない』の学生は33パーセントと、二極化の傾向が示された。

■問い合わせ先

株式会社モザイクワーク https://mosaicwork.co.jp/

(新潟本社)新潟県新潟市中央区南笹口一丁目

担当:二上(futakami@mosaicwork.co.jp)

■調査概要

調査対象:2023年3月卒業の(主に新潟にある大学、短期大学専門学校で学んだ)学生/回答者数:210人/調査方法:インターネットによるアンケート/調査期間:2023年3月~4月

  1. 新型コロナウイルスの影響で、当初想像していた就職活動に影響がありましたか。

67パーセントの就活生が「影響があった」と回答。2019年に発生した新型コロナウイルスによってもたらされている社会情勢の変化は、2022年度の就職活動においてもなお、何らかの影響を与えていると想定される。以下は、今回のアンケートに寄せられた、就活生からのコメントの抜粋。

他の就活生の状況が全く把握できなかったことや情報集めに苦労したことがあった(エントリーした企業・4~6社/内定を得た企業・2社/就職を決めた企業に・満足している)

1次、2次まではオンライン面接だったが、部長面接や最終面接で急に対面面接となり、ギャップに苦しんだ(エントリーした企業・16~20社/内定を得た企業・3社/就職を決めた企業に・とても満足している)

よかった点としては、移動時間の短縮することができ、続けて企業説明会・面接をスケジュールに組み込むことができた(エントリーした企業・7~10社/内定を得た企業・2社/就職を決めた企業に・満足している)

マスクを着用しての面接なのか、面接時のみマスクを外すのか練習の段階で分からず、マスクありとなしで表情の付け方や声の大きさなどで練習を分けなければいけなかったことが少し大変だった(エントリーした企業・1~3社/内定を得た企業・1社/就職を決めた企業に・とても満足している)

2.エントリーした企業はいくつくらいありましたか。

3.内定した企業はいくつありましたか。

(22卒の調査データは、「モザイクワーク 2022年卒向けの就活生向けアンケート調査」から引用)

4.就職を決めた企業に満足をしていますか。

(22卒の調査データは、「モザイクワーク 2022年卒向けの就活生向けアンケート調査」から引用

今回アンケートに回答した就活生のうち約8割が10社以下のエントリーとなり、3社までのエントリーで全体の38パーセントとなった。一方で複数内定を獲得した就活生は5割弱と、前年度調査よりも増加した。

また、就職先への満足度で『とても満足している』と『満足している』の2つの選択肢に対して9割弱の高い数値を示した。

5.就職先を探す際にあなたが1番重視した項目を教えてください。

(22卒の調査データは、「モザイクワーク 2022年卒向けの就活生向けアンケート調査」から引用)

上位5つの項目『学んだことを活かせる仕事』『新潟県内の企業』『職場の所在地』『職場の雰囲気』『職場の通勤時間』で、全体の約7割となった。特に企業の地域的な側面(『新潟県内の企業』『職場の所在地』『職場の通勤時間』)を重視した就活生が多かった。

一方で、『給与』『福利厚生や支援制度』『SDGsなど環境や社会への配慮』など、就活生に人気があると想定されたキーワードは、就職先を選定する最優先とはならなかった。

「自分のやりたいことを叶えられるかどうか」が企業を決める上で一番大切にしていたから(エントリーした企業・26~30社/内定を得た企業・6社以上/就職を決めた企業に・満足している)

住環境や生活環境を新たに作る労力がかかりそうだから地元であれば知っている街で働いたり生活できるから(エントリーした企業・1~3社/内定を得た企業・1社/就職を決めた企業に・満足している)

会社に行って帰るまで、長く一緒にいる時間が多いのが人と関わっているため、職場の雰囲気によって仕事の効率や楽しさが変わってくると思うから(エントリーした企業・4~6社/内定を得た企業・2社/就職を決めた企業に・満足している)

6.就職活動に関する情報の入手先を教えてください(複数選択可)

(全国の調査データは、「キャリタス就活 2023 学生モニター調査結果(2022 年 1 月発行)」から引用)

全国の就活生と新潟の就活生で特徴が見られた。全体を通して、情報の入手先として挙げられた情報源の数が新潟の場合、少ないことがわかった。一方で、「家族・親戚」から情報を得る就活生の割合が全国よりも高く、地域特有の繋がりが感じられる。

7.今後転勤があるとしたら、どのエリアまでなら受け入れますか。(新潟県内に職場がある企業に就職する就活生を対象)

(22卒の調査データは、「モザイクワーク 2022年卒向けの就活生向けアンケート調査」から引用)

入社後の転勤の可能性についても前年から違いが見えられた。特に「どこに転勤してもよい」と回答した就活生が11パーセント減少した、一方で「絶対に転勤はしたくない」と回答した就活生が10パーセント増加し、大きな傾向の変化が伺える。

8.もし、内定先よりももっと良い企業があれば、すぐに転職活動をしようと思いますか。

内定先への高い満足度を示した一方で、転職意向はないと意思表示している回答者は3割強にとどまっている。逆に、5年以内に転職したいと考えていの就活生が14パーセント、3年以内と考えている就活生が12パーセントとなった。よく言われる『3年で3割は離職する』という数字ほどではないが、内定時には満足していても、結果的に「いつかは転職するかもしれない」と思っている、回答者たちの気分を表しているといえる。以下は、一定の転職意向を示した回答者の『6.就職を決めた企業に満足をしていますか』に対する回答の理由をコメントしたものを、一部抜粋した。

社員の皆さんがこういう大人になりたい!と憧れるような方々ばかりで人間として尊敬できる人と一緒に仕事ができると思ったため。(エントリーした企業・4~6社/内定を得た企業・4社/就職を決めた企業に・とても満足している)

インターンを3日間行い、会社の良い部分だけを見るのではなく、普段の様子、仕事内容を知ることができたから。(エントリーした企業・4~6社/内定を得た企業・1社/就職を決めた企業に・とても満足している)

給料、休みがしっかりしていて制度が細かく記載されていた為。(エントリーした企業・1~3社/内定を得た企業・2社/就職を決めた企業に・満足している)

これらの項目の他に、コロナ禍で急速に拡大した「WEB面接」や「録画面接」の経験社数やその賛否、今後の転職活動に対するエリア意向や、内定後の企業からのフォローの頻度や望ましい内容などについても今回調査を実施している。

より詳細なレポートは後日発行予定としております。

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