東京貿易ホールディングス株式会社(東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン27F、代表取締役社長 坪内秀介)のグループ会社である東京貿易マテリアル株式会社(東京都中央区京橋2-2-1 京橋エドグラン28F、代表取締役社長 重住寛、以下TML)は、中国最大級の法人用クラウドサービスプロバイダーである用友網絡科技股份有限公司(以下用友)と鉄スクラップAI判定システムの日本向け独占販売店契約を締結いたしました。

鉄鋼業は、日本が排出する年間約12億トンの二酸化炭素のうち、最も排出量が多い産業として知られています。鉄鋼業ではカーボンニュートラルに向けてさまざまな技術ニーズが生まれており、その1つである高炉から電炉への転換において、電炉は高炉に比べると二酸化炭素排出量が少ないという利点がある一方、高品質の鉄を生産する際には原料となる鉄スクラップの選別を高度化することが必須です。

TMLは現在目視で行っている選別作業にAIを導入したソフトウエアサービスを提供すべく、中国国内で早くから豊富な実績と高度な技術力に実績がある用友の製品に着目し、国内鉄鋼各社様の業務効率化に貢献するため今般取り扱いを始める契約を締結いたしました。

用友のソフトウエア販売数は世界TOP10の規模で、会計・ERPなどの業務ソフトウエアのみならず、クラウドやAI技術を利用し、鉄鋼業をはじめとする製造産業向けに業務ソフトを統合したデジタルプラットホームを活用して企業のDX・デジタル化戦略に寄与しています。

http://www.yonyou.com/

用友サービス

用友のAI鉄スクラップ判定システムはAI、IoT、データ通信等の最先端技術を利用し、電炉製鋼の原料である鉄スクラップの入荷時に等級判定、忌避物の検出とアラート発信を自動処理できるシステムで中国国内において2021年からの2年間に導入したシステムは20社以上150セットに及び、トップクラスの販売実績を誇ります。2022年にはさらにレベルアップし、判定正確性、製品操作性及びアプリケーションの多様性の向上を図りました。また2023年の最新バージョンではお客様のフィードバックを受けて、判定技術、画像分類、AIモニタリング、圧縮スクラップ計測のアップデートをさらに進め、スクラップから鉄鋼生産工程におけるデジタル一体化応用で製鉄所の業務効率化とコスト低減に貢献しています。

TMLは今後、日本市場向けに製品仕様をカスタマイズし、実証実験を重ねていく予定です。

https://prtimes.jp/a/?f=d98548-56-02d74aa0751965c12e4e93fa5b7fdb39.pdf

配信元企業:東京貿易ホールディングス株式会社

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