莉子、池間夏海、鶴嶋乃愛、菊池日菜子が共演、6月13日より配信サービス「Lemino」(レミノ)にて配信されるドラマ『放課後ていぼう日誌』より、予告編、場面写真15点、追加キャストが解禁された。また、主題歌を大阪発3ピースガールズロックバンド・カネヨリマサルが担当することも発表された。

【動画】ほのぼの世界に癒される! ドラマ『放課後ていぼう日誌』予告編

 原作は、2017年『月刊ヤングチャンピオン烈』にて読み切りが掲載されて以降、単行本の発行部数が電子版も併せて100万部を突破した小坂泰之による同名漫画。“女子高生×釣り”をテーマに、釣りを通してのんびりと青春を謳歌する少女たちの成長を描く爽やかな青春ストーリーでありながら、“釣り玄人”が読んでも納得の専門知識が詰め込まれた作品として人気を博し、テレビアニメ化もされた人気漫画が、満を持して実写ドラマ化される。

 都会から引っ越してきた高校1年生鶴木陽渚(莉子)は生き物全般が苦手なインドア派。堤防を散歩中、先輩の黒岩悠希(鶴嶋乃愛)と出会ったことをきっかけに半ば無理やり謎の「ていぼう部」に入部させられ釣りをはじめることに。最初は釣った魚を触ることもできなかった陽渚だが、天真爛漫な野生児・帆高夏海(池間夏海)、無口だが魚の知識は抜群の大野真(菊池日菜子)からなる個性豊かな部員たち、釣りを通して出会う人々の中で次第に釣りの楽しさと奥深さに気づいていく。「釣ったら食べる」がモットーの「ていぼう部」で女子高生4人組の釣りライフがはじまる。

 解禁となった予告編では、自然豊かな港町を舞台に陽渚と「ていぼう部」の面々の青春模様が映し出されている。初めて生きた魚に触ったり、泥だらけになったり、タコに襲われたり…。「やっぱ海って気持ち悪いの多すぎ!」と最初は釣りを断固拒否していた陽渚だったが、魚が餌に食いついた時の「ビビビッ」という感覚、そして何より釣りたての魚をその場で調理して頬張ることの感動に魅了され、少しずつ「ていぼう」部員として、人として成長していく。

 同時に解禁となった場面写真では、へっぴり腰ながらも果敢に釣りに挑んだり、初めての魚の餌(青虫)に絶句したりと、陽渚の頑張りが垣間見ることのできるシーンに加え、釣ったばかりの魚をほおばるシーン、海を背に黄昏れるシーンなど、どこか懐かしく日常を忘れられるようなほのぼのしたシーンが捉えられている。

 主人公・陽渚役を演じた莉子は撮影を振り返り「キャスト一同、力を合わせて『ていぼう部』として駆け抜けたので是非沢山の方にお届けできると嬉しいなと思います。初挑戦となる釣りと向き合い、『釣ったら食べる』をモットーに日々楽しく過ごすことができました」と充実した撮影を振り返った。

 ていぼう部員4名を演じた莉子、池間、鶴嶋、菊池、ていぼう部の顧問・大野いとのほか、「ていぼう部」をやさしく見守るキャラクター4名も解禁。陽渚の母役を河井青葉、陽渚の父役をやべけんじ、夏海の母役を太田美恵、そして、赤井繁松役を赤星昇一郎が演じる。

 主題歌は、ちとせみな(Vo&G)、いしはらめい(B&Cho)、もりもとさな(Dr&Cho)からなる「青春ロックを追い続ける」3ピースガールズロックバンド・カネヨリマサルの「わたし達のジャーニー」に決定。今年の1月からメジャーデビューしたばかりの彼女たち。陽渚のように新しいことに挑戦する誰かの背中を押すようなポップなメロディーと優しい歌詞で本作の世界観を彩る。

 ドラマ『放課後ていぼう日誌』はLeminoにて6月13日より配信開始。

 キャスト、主題歌アーティスト、原作者のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

鶴木陽渚役:莉子

 主人公・鶴木陽渚役を演じさせていただきました。莉子です。

 今回、原作も読ませていただいた時に4人の目まぐるしく変化する表情やそれぞれのキャラクターが放つセリフが本当に愛くるしい作品だなと思いました。それと同時に、その私が感じた愛くるしさを実写化でもしっかりお伝えていきたいと強く感じ、作品に臨みました。キャスト一同、力を合わせて「ていぼう部」として駆け抜けたので是非沢山の方にお届けできると嬉しいなと思います。

 初挑戦となる釣りと向き合い、「釣ったら食べる」をモットーに日々楽しく過ごすことができました。女子高生4人の釣り青春物語をぜひ見届けてください。よろしくお願いします!

帆高夏海役:池間夏海

 出演が決まり、“女子高生が釣りをする作品”だと知り、これは絶対面白いドラマになる!とわくわくしたのを覚えています。撮影に入る前に、原作やアニメを観て、個性豊かなていぼう部4人のほのぼのとした掛け合いにすごく癒されましたし、私自身どっぷりとハマってしまいました。

 夏海の野生児感溢れるキャラクター、陽菜に対して時折見せる優しさもとても可愛らしくて、この魅力をドラマでも伝えたいなと思い、4人の空気感は特に大事に演じていました。

 普段、釣りやお魚に触れる機会が無い方にも、その魅力に触れる、きっかけとなる作品となったら幸いです。『釣ったら食べる』がモットーのていぼう部女子高生4人のほのぼの青春釣りライフと様々なお魚が登場し、調理されてゆく過程をぜひ、楽しんでご覧いただきたいです!

黒岩悠希役:鶴嶋乃愛

 黒岩悠希役を演じさせて頂きました鶴嶋乃愛です。

 原作を読んだ時に初めて感じたのはていぼう部のみんなはどうしてこんなにも愛おしいんだろうという事でした。私が感じた気持ちの様に見て頂きたいなと思い、どうお役を深めていこうか模索をしていたのですが部長として釣りに対しての知識は勿論ですが部員4人の絆だなと感じ、その気持ちと重なってキャストの御三方とも毎日の様に顔を合わせまるで本当の部活の様に過ごしていた撮影期間でした。釣りがお好きな方でも、まだあまり触れたことがない方にも是非ほのぼのした気持ちでご覧になって頂けたらとても嬉しいです!

大野真役:菊池日菜子

 大野真を演じました菊池日菜子です。

 撮影期間のことを思い出すと1番に浮かんでくるのが3人のコロコロと変わる表情です。大野真としても、私自身としても、ていぼう部の存在にたくさん助けられた撮影期間でした。私がそうだったように、4人のことが愛おしくてたまらなくなるような作品になっていると思います。

 原作の小坂先生が描かれた思わず口角が上がるようなストーリーはもちろん、実写だからこその綺麗な景色や可愛い魚たちも加わり、見ていただきたいシーンは数知れません。このドラマが皆様の元へ届くことが何より楽しみです。ていぼう部がたくさんの方に愛されることを願っています。

■主題歌:「わたし達のジャーニー」カネヨリマサル・ちとせみな(Vo&G)

 書き下ろしのお話を頂き、作品に触れ、とても能動的にワクワクしながら曲作りが出来たことを覚えています。

 「放課後ていぼう日誌」という作品から、私自身の大切な記憶が蘇った感覚があり、例えば友達と放課後に馬鹿笑いした事、部活に励んだ日々、そしてカネヨリマサルのバンド活動を大切な仲間と続けてきたこと。自分が得たそのまんまの温度を、どうにか歌詞にもサウンド面にも表現したいと思い制作しました。「わたし達のジャーニー」をリリースするにあたり、聴いてくれた人が、大切な人と過ごした日々を思い出しながら聴けたら良いな、青春時代・温かい記憶を呼び起こせたら良いなと思っています。沢山の人に届いて欲しい、温かい一曲です。

■『放課後ていぼう日誌』原作者・小坂泰之

 実写ドラマ化のお話を頂いたときに原作を忠実に再現するよりも実写ドラマ向きに自由に作って下さいとお願いしました。自分も一視聴者として配信を楽しみにしています。放課後ていぼう日誌を初めて観る方も原作ファンの方も海って、釣りってなんだか良いものだなと、楽しんで頂けたら幸いです。

ドラマ『放課後ていぼう日誌』場面写真 (C)小坂泰之(秋田書店)2017/NTT DOCOMO, INC.