Instagramで200万人以上のフォロワーを持つスペイン在住の女性が、手術で切除した自らの膝の一部を恋人と一緒に食べたことを明かした。この女性は「自分の身体の一部なので、食べて元に戻したかった」と語っている。米ニュースメディア『Insider』などが伝えた。

5月2日に配信された、スペインマドリード発のポッドキャスト番組「Club 113」にインフルエンサーのパウラ・ゴヌさん(Paula Gonu、30)が出演し、手術で取り除かれた自らの膝の一部を恋人と一緒に食べたという衝撃的な告白をした。ゴヌさんによれば、食べたのはケガをした時に手術で取り除かれた半月板の膝軟骨の一部だったそうだ。

ゴヌさんは、手術を担当した医師に取り除いた膝軟骨を残したいかどうか尋ねられ、「はい」と答えた。そして医師は、取り除いた膝軟骨をそのままの状態で保存するため、アルコールの入った小さな容器に入れたという。

手術から1週間後、恋人と冗談を言い合っていたゴヌさんは、取り除かれた膝軟骨を食べることを思いついたそうだ。

ゴヌさんが「自分の身体の一部なので、食べて自分の身体に戻したい」と伝えたところ、恋人から「なんでそれを食べるってなるわけ?」と言われたそうだ。それに対し、ゴヌさんは「何かダメな理由でもある? 自分を傷つけるわけじゃないんだし」と返して、膝軟骨入りのボロネーゼパスタを作って恋人と一緒に食べたという。

食べた感想について、ゴヌさんは「味は普通のボロネーゼと変わらなかったわ。みんなだっていろんな動物の骨や軟骨、体の部位を食べるのだから、私がしたことはそれほど変なことではない」と語っている。

しかしポッドキャスト番組の視聴者からは、「警告: 食事中にこのポッドキャストを見ないで」、「最初の数分間、食べ物の話で何度も吐きそうになりました」などとゴヌさんのエピソードに不快感を抱いた人が続出した。さらに映画『羊たちの沈黙』でレクター博士の「国勢調査員が私を調べようと来たことがあった。そいつの肝臓を食ってやったよ。ソラマメとキャンティ・ワインと一緒にな」というセリフにかけて、「膝の軟骨をソラマメやキャンティ・ワインと一緒に食べたのだろうか?」といったコメントも見受けられた。

画像は『PAULA GONU 2023年5月15日付Instagram「1. mañana me veréis en un sitio vestida así」、2023年5月7日付Instagram「1. ropa que me compro y me gusta pero nunca me pongo」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 H.R.)

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