ジョニー・デップとの泥沼裁判の後、スペインに移住したとされるアンバー・ハードが、移住後初めてコメントし、女優業引退を否定した。

【写真】アンバー・ハード、2021年に生まれた娘ウーナちゃん

 Page Sixによると、地元メディアが行ったインタビュー動画がTikTokでシェアされ、明らかになったようだ。この動画でアンバーは、道でマイクを向けてきた記者に対し、流暢なスペイン語で「スペインが大好きです」と笑顔でコメント。スペインに長く暮らす予定があるかと尋ねられると、「ここでの暮らしが好きなので、そうなると良いです」と述べている。

 また、今後映画出演の予定はあるかとの質問に対し、「はい。前進し続けています。それが人生ですから」と答えた。

 アンバーは、ジョニーとの裁判が終わった3ヵ月後の2022年9月にスペインへ渡り、パルマ・デ・マヨルカで2021年に生まれた娘のウーナとともに過ごす姿が目撃されたほか、スペイン各地でキャッチされていた。今年5月には、The Daily Mailが、アンバーハリウッドから退き、スペインに移住したとする友人の証言を掲載。「スペイン語も話せるので、同国にて、喧噪から離れた環境で娘を育てることに満足しています」としていた。

 また別の報道では、「アンバーハリウッド映画へのカムバックを急いでいません。正しいとき、正しいプロジェクトが舞い込んできたら戻るでしょう」という情報筋の証言が紹介された。

 なおジョニーは、今年のカンヌ国際映画祭で裁判後初の主演作となるフランス映画『Jeanne Du Barry(原題)』がお披露目されたばかり。同作の記者会見では、「ハリウッドにボイコットされていると感じるか? 全く感じないね。だけど、そう感じるのはハリウッドのことを考えていないからだ。もうハリウッドに必要性を感じない」と述べていた。

アンバー・ハードが沈黙を破る 女優業引退を否定 (C)AFLO