きょう2日の夜のお帰りの時間帯は、九州から北海道にかけて雨の降る所が多いでしょう。特に四国や近畿、東海、関東甲信は雷を伴って、滝のような非常に激しい雨が降る所もありそうです。傘が役に立たないような雨になることもありますので、レインコートがあると良いでしょう。中国地方や九州は夜になると雨のピークは過ぎて、次第に雨の止む所が多いですが、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに、引き続き、注意や警戒をしてください。
非常に激しい雨の降る所も レインコートなどの用意を
きょう2日は、梅雨前線が本州付近に停滞するでしょう。また、台風2号が南西諸島をゆっくりと北東に進む見込みです。今夜にかけて、前線の活動が活発になり、大雨となる所があるでしょう。
きょう2日の夜のお帰りの時間帯は、九州から北海道で雨の降る所が多いでしょう。九州や中国地方は次第にやむ所もありますが、特に四国、近畿、東海、関東甲信、北陸は雷を伴って、滝のような非常に激しい雨やバケツをひっくり返したような激しい雨が降る所もありそうです。道路が一気に川のようになってしまったり、傘が全く役に立たないような雨が降ったりするため、レインコートやレインブーツなどを用意したほうが良いでしょう。また、朝の通勤、通学の時間帯からお帰りの時間にかけて、雨が降り続き、大雨となる所もありそうです。雨量もグッと増えますので、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫などに注意や警戒が必要です。
東北や北海道は、お出かけの際は雨の降っていない所が多いですが、夜は広い範囲で雨が降るでしょう。雷を伴って激しく降る所がありそうです。雨具を持ってお出かけください。
中国地方や九州は雨のピークは過ぎて、夜には次第に雨がやんできますが、引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水などに注意や警戒をしてください。
沖縄は夜には雨がやんで、晴れる所が多いでしょう。
非常に激しい雨とは?
非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上～80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。
なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。
ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。
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