台風2号はきのうからけさにかけて沖縄本島を通過し、今後は日本の南海上を北東へと進む予想です。きょうは、台風からの湿った空気が前線へと流れ込むことにより、西~東日本では雷を伴って激しく降る所があるでしょう。土砂災害や道路の冠水などに注意が必要です。
 また、四国・中国・近畿・東海地方では線状降水帯の予測情報が発表されています。線状降水帯が発生すると、大雨災害発生の危険度が急激に高まります。そして、今回のように事前に情報が出る場合は、実際に線状降水帯が発生しなくても大雨となる可能性が高い状況といえます。きょうからあすにかけて、対象の地域では特に警戒をしてお過ごしください。

気象予報士・岩堀 祐斗)

2日の天気予報。