お笑いコンビ・EXITの兼近大樹(32歳)が、6月1日に放送されたニュース番組「ABEMA Prime」(ABEMA)に出演。“右へならえ”で行動する功罪について考えた。  

番組はこの日、ビジネスメールの挨拶文や店員の対応、冠婚葬祭の決まりごとなど、“テンプレート化”している物事に着目。慣習や風習で決められた通りに行動することのメリットとデメリットについて議論した。

EXITのりんたろー。は「学校ではテンプレートから外れた行動をすると怒られていたから、想定できていない事態にぶつかった場合、思考停止してしまうのではないか?」と問題提起をした上で、「頭髪検査でなんとか引っかからない方法ばかりを考えていたけど、当時は『この髪型はなぜダメなんだ?』とは考えてこなかった。最近、ちょっとしたSNS投稿でも炎上してしまうこともこれと同じで、『これはダメ』だけで思考が停止して、その理由や背景を深く考えない人が増えているのかも」と持論を展開。

一方、EXIT・兼近大樹は「テンプレは効率的だし、ラク。僕だって何もかもテンプレ通りに生きているし、人類が生まれ、ゆくゆくは亡くなっていくのだってテンプレ化してる」とコメントした上で、「テンプレから外れた行動をして失敗すると、『自分のせいでしょ?』と自己責任になるけど、テンプレに従っていたらと他人のせいにできる。本当はその行動を選んだ自分の責任でもあるはずなのに」と話した。