お笑いコンビ・メッセンジャーの黒田有(53歳)が、6月2日に、自身のYoutubeチャンネル「くろだ煮」を更新。亡くなった上岡龍太郎さんを追悼した。  

メッセンジャー・黒田有が、6月2日の午後3時に収録したという動画で「上岡龍太郎さんが、大師匠ですね、我々の。吉本(興業)ではないんですけども、亡くなられたという」と切り出す。  

黒田は子供の頃から上岡龍太郎さんを見ていたそうで「なんて言うんですかね、あの、僕、足元にも及ばないんですけども、なんか関西人のパワー」があったと話す。また、黒田は島田紳助も上岡さんに憧れていたと聞いたことがあると話した後、「僕も、この世界に入ってね、その話芸の凄さっていうか、もう特殊能力ですよね」と上岡さんの話芸を賞賛する。

さらに上岡さんが愛された理由として、まず「面がいいですね。背が大きくないんですよ」「背が低くてダンディズムがあるじゃないですか。あれでね、もし上岡龍太郎さんが背が大きくてあの言葉やると僕たぶんちょっと敬遠されたような気がするんですよ」と話し、「若手時代に見た時にあのね、ニコッと笑われた時の優しさがね、すごいんですよ」と愛嬌や可愛気についてコメント。そして「辞め際の潔さ」について、上岡さんが妻から「あんた最近テレビでおもろないで」と言われて辞めたと話し、「これってね、できないんですよ。あの本当に、あの、なんて言うんかな、ほんまにね、皆『辞めたらええやん』って簡単に言う人おるんですけども全部を断ち切らんと芸人っていうのは辞められないです」と話し、「上岡さんが辞めてからなんかテレビ業界、特に関西のテレビがちょっと変わったんですよ」と振り返る。

最後に、黒田は「まあ本当に残念は僕もずっと残念ですけども、かっこよく亡くなられたというかね。そう思いたいなと」と上岡さんを追悼した。