R&Cは6月1日に、同社の運営する「R&Cマガジン」が、推し活をしている20~50代の男女1000名を対象に実施した、推し活に使う月の平均金額や予算、使い方についてのポリシーなど「推し活にかけるお金」に関する調査結果を発表した。同調査は、4月27日5月2日の期間に行われている。

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●分野別で1位は「俳優(舞台)」の3万1375円



 調査対象者に、推し活に使う月の平均金額を尋ねたところ、月の平均額は1万6605円で、分野別では「俳優(舞台)」が平均3万1375円で1位となり、それ以外の分野は1万円台だった。

 月平均の金額帯とその割合では、すべての分野で1~5000円がボリュームゾーンとなっている。

 推し活費用を、予算の範囲内に収めているかを尋ねた質問では、「予算の範囲内で楽しんでいる」(40%)が最多となり、それに続く「あまりお金を使わずに楽しみたい」(27%)と合わせた割合が67%を占めた。

 推し活費用のための工夫について、自由に答えてもらったところ、貯金や節約のほか、クレジットカードなどでポイントを貯める「ポイ活」による費用捻出といった回答が寄せられている。

 推し活の中で何にお金を使っているかを尋ねた質問(複数回答)では「グッズ類」、推し活のうちもっとも出費を惜しまないものとしては(複数回答)「チケット代・イベント費用」がもっとも多かった。

 「推し疲れ」を感じるかを尋ねたところ、「まったく感じない」という回答が57%を占めている。また、「推し疲れ」を「ときどき感じる」「感じることが多い」と答えた人に、その理由を尋ねた質問では、「出費」が最多となった。
推し活をしている男女1000名、推し活に使う月平均の金額は1万6605円に