セリエAは3日、2022-23シーズンのリーグ最優秀選手を公式ツイッターで発表。ナポリに所属するジョージア代表FWフヴィチャ・クヴァラツヘリアが選出された。

 セリエAの公式ツイッターは「驚異的なデビューシーズンの活躍で #セリエA チーム・オブ・ザ・シーズンにも選ばれました」とクヴァラツヘリアを称賛している。

 現在22歳のクヴァラツヘリアは、母国・ジョージアのクラブであるディナモ・トビリシの下部組織出身。2017年にトップチームデビューを果たすと、ジョージアロシアのクラブを渡り歩いた。2022年にはナポリと5年契約を締結。移籍初年度の2022-23シーズンは、セリエAで33試合に出場して12ゴール13アシストを記録している。ナポリは4日にセリエA最終節の サンプドリア戦を控えており、クヴァラツヘリアが出場すればさらにゴール・アシスト数を伸ばす可能性もある。

 2022-23シーズン、ナポリは33年ぶりにスクデットを獲得。クヴァラツヘリアはチームをタイトルに導く大活躍を見せた。クヴァラツヘリアには、33年前にナポリへと栄冠をもたらした元アルゼンチン代表MFディエゴ・マラドーナ氏にちなんで、“クヴァラドーナ”と異名が付いている。

 なお、ナポリからは2022-23シーズンのリーグ最優秀ストライカーナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘン、最優秀ディフェンダーに韓国代表DFキム・ミンジェ、最優秀監督にルチアーノ・スパレッティ氏が選出されている。

【画像】文句なしの活躍! “クヴァラドーナ”がセリエA最優秀選手に!

ナポリをスクデット獲得に導いたクヴァラツヘリア [写真]=Getty Images