『鬼滅の刃』新シリーズ『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』(フジテレビ系/毎週日曜23時15分)第八話の振り返り場面写真とGIFアニメが公式ツイッターにて公開された。場面写真・GIFアニメとともに、第八話の見どころを振り返りながら紹介する。

【写真】痣が発現した時透無一郎の“霞の呼吸”(GIFアニメ)

 第八話「無一郎の無」では、水の中から脱出した霞柱・時透無一郎が過去を回想。忘れていた家族との記憶を取り戻す。その内容は、両親をなくした無一郎と双子の兄・有一郎の2人きりの過酷な生活だった。

 2人の仲は決していいとは言えず、有一郎は「無一郎の無は“無能”の“無”」など、ことあるごとに無一郎に対して否定的な態度をとっていた。しかし2人が鬼に襲われた時、無一郎は有一郎の本当の気持ちを知る。なかでも、有一郎の最期の言葉「無一郎の無は“無限”の“無”」は、これまでの態度の裏に隠されていた弟への深い愛情が窺える。

 2ヵ月で柱に上りつめた天才肌の剣士でありながら記憶保持に難のあった無一郎は、霞が晴れるように記憶がよみがると頬に痣が発現。さらなる強さを獲得し、新たな刀も手に入れた無一郎が“霞の呼吸”で上弦の伍・玉壺に迫る様子を丁寧に描いた戦闘シーンは必見。また、1人で有一郎と無一郎の二役を務めた声優・河西健吾の演技も見どころだ。

 本当の自分を取り戻した無一郎と、まだ底が知れない玉壺の実力。両者の戦闘の行方に注目したい。

 『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』は、フジテレビ系にて毎週日曜23時15分放送。TOKYO MXBS11群馬テレビとちぎテレビにて毎週土曜23時30分放送。

『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』第八話場面写真 (C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable