フランクフルトオリバー・グラスナー監督が、DFBポカール準優勝にコメントした。クラブ公式サイトが伝えた。

3日、DFBポカール決勝が行われ、フランクフルトライプツィヒと対戦した。

ブンデスリーガは7位で終えていたフランクフルトと、3位で終えていたライプツィヒとの対戦。大会連覇を目指す相手に対し、優勝してヨーロッパリーグ(EL)の出場権を手にしたいところだった。

この試合を最後にフランクフルトを離れる日本代表MF鎌田大地とMF長谷部誠はともに先発出場。グラスナー監督にとっても、フランクフルトでのラストマッチとなった。

試合は拮抗した展開となり、なかなかゴールが生まれない。それでも、71分にクリストファー・エンクンクが先制ゴールを記録。さらに85分にはドミニク・ショボスライもネットを揺らすことに。フランクフルトは前半からチャンスを作ったが、ゴールが遠く、準優勝に終わった。

自身のラストマッチとなったグラスナー監督は、試合を振り返りよく戦えたとコメント。失点をしてから、相手に流れが傾いたと分析しつつ、フランクフルトが大きく成長できたことを喜んだ。

「最初の失点まではとても良くがんばっていた。先制ゴールを決めたチームが勝利するという試合の1つだった」

マリオ(・ゲッツェ)とコロ(ランダル・コロ・ムアニ)がクロスを上げた時には2度良い場面があった。その後、ライプツィヒのように試合が傾くような、ディフレクトしたゴールが決まった」

「全てで戦い、挑戦してきた選手たちを称賛したい。長い間、我々はとても素晴らしいパフォーマンスだった。今シーズンもチームが成し遂げたことをとても誇りに思う。その誇りが、私の失望を、いくらか和らげてくれる」

ライプツィヒと互角に渡り合えれば、チームは表彰ものだ。小さなことが決勝を決める。ただ、今日ここに集まったファンの数を見れば、アイントラハトの全員が誇りに思うはずだ」

フランクフルトで過ごした時のことを話すと、右も左も、どこもかしこも鳥肌が立つ」