不動産メディア「幸せおうち計画」を運営するAZWAY(東京都豊島区)が、近隣トラブルに関するアンケートを実施し、その結果を公表しました。

24%が近隣トラブルの経験あり

 調査は、4月6日から同月21日、10代から60代の男女計500人を対象にネット上で実施しました。

 まず、「近隣のマナーが気になったことがあるか」について聞いたところ、「はい」と答えた人は324人でした。住居形態別に見ると、賃貸(家賃10万円未満)のグループでは、74.9%の人がマナーが気になっていると回答しました。

 次に、近所トラブルの経験について聞いたところ、「はい」と答えた人は120人で、全体の24%がトラブルに遭遇した経験があることが分かりました。住居形態別に見ると、賃貸(家賃10万円未満)のグループが一番トラブルにあった割合が多く、27.2%の人がトラブルに遭ったと回答しました。

 最後に、「近所に住んでいてほしくない人」について、複数回答可で聞きました。3位は「汚部屋・清潔感のない人」(57人)です。「ごみ、異臭といった生活に直接悪影響が出そうだから」(30代女性)、「自分の家にもゴミが及んでくる可能性があるから」(40代女性)などの回答が集まりました。

 2位は「非常識・協調性のない人」(82人)がランクインしました。その理由として「自分の家の敷地が狭いからと人の迷惑を考えずに違法駐車するなど、人の迷惑やモラルが分からない人が住んでいると、本当に迷惑です」(50代女性)、「共用スペースを勝手に占領したり、深夜に騒音を立てたりする方は困ると思ったので」(30代女性)といったコメントが寄せられました。

 そして、1位は「騒音を出す人」(193人)でした。「夜中に電話の声がうるさくて迷惑な家があったので」(30代女性)、「1歳の娘がいるので、20時には就寝します。そのため、うるさいと娘が起きてしまうので迷惑です」(40代女性)など、夜間の騒音に悩まされている人が多いのが分かります

 一方、「大きい音をずっと聞いていると具合が悪くなってくるし、ストレスがたまる」(40代女性)という回答もあり、昼夜問わず騒音に悩まされている人もいるようです。

オトナンサー編集部

近所に住んでほしくない人は?