一人暮らしを決めたら、まずは住まい探しが始まる。海外では、アパートの入居申し込み中にとんでもないことをして、警察沙汰になってしまった人がいる。

 アメリカ・オクラホマ州の不動産会社事務所で、客の男が自身のわいせつ画像を、従業員らの携帯に送信したとして、警察が男を逮捕した。海外ニュースサイト『New York Post』『WLBT』などが5月28日までに報じた。

 報道によると同州タルサ在住の23歳男が、一人暮らしを決意。アパート探しを始めたという。男は両親と同居していると伝えられている。5月1日、男はあるアパートの一室を気に入り、入居の申し込みをするため、不動産会社を訪問。担当者は男をパソコンデスクに案内し、必要事項の入力をお願いしたという。しばらくして担当者の携帯電話に、男から画像が送られてきた。画像はiPhoneのエアドロップ経由で送られてきたそうだ。

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 エアドロップApple社の端末間で、画像や動画などを共有できる通信システムだ。共有する際に相手が近くにいることが前提だがインターネットも不要で、気軽に画像や動画をやりとりできるのが魅力だ。

 担当者ともう一人の従業員2人が、男の携帯から画像を受信。受信の通知が2通あり、1枚ずつ画像が送られてきたようだ。2人とも画像を開いたところ、画像は男の局部の写った「ヌード写真」であった。写真は、鏡に映った男自身のセルフィーだという。従業員らが警察に通報。すぐに警察が駆け付け、わいせつ画像を送った容疑で男を逮捕・起訴したという。男は保釈金を払って、のちに釈放されている。男の認否は報じられていない。初公判は6月20日の予定だ。なお、男が入居申し込みをしたアパートだが、入居審査で男は落とされたと伝えられている。

 このニュースが世界に広がると、ネット上では「よほど自分の息子に自信があったようだ」「入居審査でナニのサイズはアピール材料にならない」「そんなことをしたら確実に落とされる。バカなのか」「不動産屋の担当が美人だった。ナンパ目的」「携帯電話の操作ミスでは? 入居審査の必要事項を入力中だったし」「恐ろしい。写真共有の設定を今一度確認しておこう」「自分の全裸写真を携帯に残しておくこと自体、相当のナルシスト」「これでしばらく親と同居は確定」といった声が上がった。

 自身のハダカセルフィーを送信した男の真意は不明だが、大切な書類に記入している間ぐらいは、携帯の電源をオフにして集中すべきなのは言うまでもない。

記事内の引用について
Eager to move out of family home, perv busted for sending naked pics to realtor(New York Post)より
https://nypost.com/2023/05/28/eager-to-move-out-of-family-home-perv-busted-for-sending-naked-pics-to-realtor/
Man arrested for AirDropping nudes to strangers, police say(WLBT)より
https://www.wlbt.com/2023/05/19/man-arrested-airdropping-nudes-strangers-police-say/

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