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売り場に置いてあるものは見本品ではなく「商品」だが、コロナ禍以降こんな理不尽なクレームに頭を抱える人は多いのではないだろうか。東京都の60代女性(サービス・販売・外食)は「子供、赤ちゃん、妊婦さん用品を扱ってるお店」で勤務している。そこで

「高齢の女性が赤ちゃんのコンビオールを散々長いこと手に取って色々見て回ってました」

と、客の行動を振り返る。特に変わった行動ではないが、この高齢女性はこの後、驚くような勝手なクレームをつけてきた。(文:谷城ヤエ)

「自分の事は棚に上げてよく言うよ!と思いました」

「そして、私の所に来て、『プレゼントにしたいんだけど、これの新しいのないの?』と聞いてきたので、『当店の商品は全て店頭に出てますので在庫はありません』とお伝えした」

すると女性客は

「は?誰が触ったかわかんないのを買えって言うの?気持ち悪い、新しい在庫がないなんて、散々誰かが触ったのを買えって言うの?」

と主張。しかし店側の事情なので店員である女性がどうこうできる話ではない。文句を言われても困るだろう。客自身もさっきまで長い時間触って見ていたのだ。自分だけ対応を求めるのは筋が通っていない。

「面倒なので、申し訳ありませんと言いましたが、自分も散々触って見てたのに自分の事は棚に上げてよく言うよ!と思いました。あんなばーさんにはなりたくないと思う」

と本音を綴った。

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「さんざん誰かが触ったのを買えって言うの?」子ども服売り場で勝手な理屈でごねるクレーマー