世界の子どもを支援する国際NGOワールド・ビジョン・ジャパン(事務局:東京都中野区、事務局長:木内真理子、WVJ)は、6月20日「世界難民の日」を前に、12年におよぶ紛争の影響下にあるシリア北西部の人道支援の現場で今何が起きているのか、子どもたちの想い、最前線のスタッフの葛藤や願いとともにオンラインで報告します。参加費は無料、事前申し込みが必要です。

長引く紛争の影響下で、学びや遊びを通じて成長していく子ども時代が失われています。

6月20日は、世界難民の日。シリア南スーダンスーダンウクライナ...各地で終わりの見えない紛争が続いています。

紛争の影響下にある子どもたちの多くが、戦火を逃れて住み慣れた街を離れ、遠い街のキャンプに身を寄せる等の避難生活を送っています。困窮する生活のなかで、学校をやめて家計を助けるために仕事をするなど、友だちとの遊びの時間や、学校での学びの機会を失う子どもたちも多くいます。本来なら様々な経験を通じて心身共に成長していくはずの【子ども時代】がないままに、大人になろうとしています。


支援の最前線で今、子どもたちの未来を守るための取り組みをご紹介します。

子どもたちが、夢を描き、来る将来が希望に満ちたものとなるために、今、私たちに何ができるのか。
紛争に加え、自然災害大地震の発生等、状況が刻々と変わっていく人道支援の最前線で、子どもたちの命を守り、未来を築くために、今、何が行われているのか。
難民・避難民支援に長年従事してきたスタッフの葛藤や願いとともに、皆さまにご報告いたします。

ご自宅等のパソコンやスマートフォンから簡単にご参加いただけます。
ぜひこの機会を、世界で今何が起きているのかを知るひと時として、ご活用ください。


■イベント概要

【オンライン報告会】シリア危機12年 子どもたちが語る夢や希望 人道支援の最前線から
・日時:2023年6月15日(木) 19:00~20:00

・内容:ワールド・ビジョンが実施する難民・避難民支援について
※事業担当スタッフとの対談形式。皆さまからの質疑応答も予定しています。

・場所:Zoomによるオンライン開催

・参加費:無料(通信にかかる費用はご負担ください)

・定員:500名

・申し込み・詳細
https://www.worldvision.jp/news/shien/event20230615.html

■登壇者
中村 夕貴 支援事業部 緊急人道支援課 プログラム・コーディネーター

WVJ中村スタッフ

大学卒業後、約7年にわたってODA関連業務を請負コンサルタント会社勤務。在職中、青年海外協力隊(1997-99年)タイ(村落開発普及員)に派遣される。
2001年よりNGOに勤務し、緊急支援事業でエチオピア短期派遣後、村落開発コーディネーターとしてフィリピン駐在。一般企業勤務を経て、2007年5月よりワールド・ビジョン・ジャパン入団。支援事業部緊急人道支援課にて、シリア国内支援の他、アフリカ地域の難民・避難民支援事業を担当。

聞き手:古賀 愛子 マーケティング第2部 サービス開発課

WVJ古賀スタッフ

大学卒業後、民間企業に2年間勤務したのち、NGOのキャンペーンスタッフやインターンとして開発支援に関わる。その後、一般社団法人での南スーダン能力開発プロジェクトのコーディネーターを経て、2015年7月にワールド・ビジョン・ジャパン入団。
南スーダンの教育支援事業とWFP(国連世界食糧計画)の食糧支援事業を担当。2020年2月退団。2021年7月に再入団。マーケティング第2部 サービス開発課に所属。

<ワールド・ビジョン・ジャパンとは>
キリスト教精神に基づき、貧困や紛争、自然災害等により困難な状況で生きる子どもたちのために活動する国際NGO。国連経済社会理事会に公認・登録された、約100カ国で活動するワールド・ビジョンの日本事務所です。※詳細はこちら: www.worldvision.jp

配信元企業:特定非営利活動法人ワールド・ビジョン・ジャパン

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