好きな人の落ち込んだ姿を見ると、「なんとか力になりたい」と思う人が多いでしょう。 けれど、傷ついた相手への寄り添い方を間違えると、距離を置かれる原因になることもあるのです。 そこで今回は、男性を励ましたかったのに、逆効果だったエピソードを3つ紹介します。 逆効果の可能性アリ…落ち込んでいる男性がさらにショックを受けたエピソード3選

悩みを話させようと迫る

「『なにがあったの?』『なにかできることある?』ってしつこく聞いてくるのが結構きつかったですね。 言いたくないこともあるんだから、そういうときは察して、放っておいてほしいなって」(29歳男性/営業) 気分が落ち込んだときの対処法は人それぞれで、誰かに話すことで気持ちが楽になる人もいれば、1人で納得のいくまで考えるという人もいます。 もちろん男性も、大切な人に聞いてほしいタイミングが来れば、自分から相談するはず。 けれど、それを先回って聞くと、彼なりの解消法を邪魔する可能性もあるので、彼が話すまでは普通に接してあげた方がいいかも。

自分の話に持っていく

「ちょっとした悩みを相談したら、『私にもそんな時期があったよ。私のときはね……』って始まって……。 僕を思って言ってくれてるのはありがたいんですが、結局なにもすっきりしてないし、途中からなにも覚えてないです」(25歳男性/医療関係) 悩みを打ち明けられたとき、「アドバイスしなきゃ」と思って自分の話を始める人は、意外に多いでしょう。 けれど、相手が本当は話を聞いてほしいだけだった場合、心が休まらないどころか「話ドロボウ」に不快感を覚える可能性まであります。 まずは相手の話を聞く姿勢を大切にして、彼に求められたタイミングで意見を伝えることをおすすめします。

相談にダメ出しする

「『それはこうしたほうがいい』とか『○○君が悪いよ』とか、落ち込んでるところをさらに詰められるんですよね。 だからいまはもう、なにかあっても彼女には話さないようにしてます」(28歳男性/金融関係) 優しい言葉だけが励ましではないとはいえ、相手の相談にダメ出しばかりするのも避けた方がいいもの。 なにを話しても否定から入られると分かっている相手には、気持ちを打ち明けにくくなって当然と言えます。 また、落ち込んでいるときは、問題の原因を本人が自覚していることも多く、そこで追い打ちをかけても前向きにはなれません。 相手を思いやろうとしているときこそ、伝え方には慎重になるべきでしょう。

傷ついた彼に寄り添って

落ち込んだ人への接し方に正解はないけれど、できるだけ相手に寄り添った言動をしたいですよね。 そのためには、まず自分がされたくない態度を避けることから、意識してみてください。 相手の話をしっかり受け止める姿勢を保っていれば、彼も安心して悩みを打ち明けてくれるかもしれませんよ。 (愛カツ編集部)