
異種の動物たちと一緒に暮らすと、日常に新鮮な驚きをもたらしてくれる。こちらのお宅では猫と亀という異色のコンビだ。
猫が丸いベッド型の爪とぎでくつろいでいると亀がやってきた。どうやら自分もそこで一緒にくつろぎたいようだ。
だがベッドは2匹で使うにはちょっと小さめ。それでも亀は強引に突入してくる。猫はその圧に負けて押されていくが、でもやっぱりここで寝ていたい。
猫と亀の愉快なひと悶着があったようだ。
日のあたる場所に置かれた爪とぎもできる円形の猫用ベッド。お気に入りのようでかなり使い込んでいるようだ。ちょっと壊れかけているが、それは猫だけのせいではなかったのかもしれない。
猫がここでまったりとくつろいでくると、亀がやってきた。このベッドでくつろぎたいようだ。
問答無用でベッドに突入してきた亀に対し、猫はちょっと困惑ぎみ。
なんとか小さなベッドに2匹が収まったものの亀の圧がすごいのか、体重がかかっていたのか、猫は押し出されそうになってしまう。
結局亀が独り占めの独占状態に。だが猫もあきらめたわけではない。なんとか自分もそこで寝ようと、再びベッドに入り、自分の場所を何とか確保しようとする。

亀はベッドの真ん中にどっしりと座る。
その姿をベッドの外でじっと見る猫。「これ自分のやつなんだけど...」という切なさがそこはかとなく漂っている。

でもなんだかんだで2匹は仲が悪いわけではない。猫も亀にベッドを取られたからと言って怒るわけでも、猫パンチを決めるわけでもない。
一緒にくつろげるポジショニングを模索し始めた。
そしてついに、2匹が並んで一緒にくつろげる配置が決定したようだ。

もう1つ新しいのを買って別々に使えば?と思うかもしれないが、そういう問題ではない気がする。
この狭くてお互いのニオイがたっぷりとついたちょっとボロボロのベッドで一緒にくつろぐことが彼らにとっては最高に心地が良いのかもしれない。
ひと悶着あったりするのも遊びの一種とかだったりするのかもしれない。

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