6日、元TOKIO・長瀬智也が所属するバンド「KODE TALKERS（コード トーカーズ）」のアルバムがリリースされた。久しぶりにCDで長瀬の歌声を聞けることに対して、ファンから歓喜の声があがっている。
ジャニーズを離れた彼は、新しい道へ進んでいて…。
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■高い音楽性で高評価
長瀬は1994年にTOKIOとしてCDデビュー。ボーカル担当ながら、ギターやブルースハープも演奏し、自ら作詞、作曲、編曲も任されるなど、高い音楽性を発揮。
俳優としても、2000年のドラマ『池袋ウエストゲートパーク』（TBS系）や06年の『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』（日本テレビ系）、13年の『泣くな、はらちゃん』（同系）などの話題作に出演し、知名度を高めた。
2021年3月にTOKIOを脱退し、ジャニーズ事務所も退所。退所後は事務所に所属せず、表舞台から姿を消していた。
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■今年2月にライブ出演
インスタグラム等で趣味のバイクや釣りに没頭する様子は窺えるものの、目立った芸能活動はしていなかった長瀬。だが、今年2月に動きがあった。
あるレコード会社関係者が語る。「長瀬さんの幼馴染が手がけるアパレルブランドが14周年を記念し、それを祝うライブに出演しました。そのバンド名が、今回アルバムを出した『KODE TALKERS』なんです。奇しくも、TOKIOと同じ5人組。2月のライブでは、近いうちにCDや配信で音源をリリースすることをほのめかしていたんですよ」（レコード会社関係者）。
そしてライブから4ヶ月経ち、今回の1stアルバム『Kode Talkers』を出したのだ。長瀬がCDを出すのは、2017年のTOKIOのシングル『クモ』以来5年ぶりでジャニーズ退所後初めて。
■「TOKIOと似たロックバンド」
長瀬が所属するバンドは、どんなグループなのだろうか。前出のレコード会社関係者が続ける。
「TOKIOと似たロックバンドです。メンバーの中には、ギタリストの久保田光太郎さんもいます。彼は過去にTOKIOの楽曲を手がけたことがあり、長瀬さんとは20年以上の付き合いになります。2月に開催されたライブでは、観客の9割近くが男性だったそうです」（前出・レコード会社関係者）。
ジャニーズ時代から、バイクや車、ギター、釣りなどの趣味を持ち、ワイルドなルックスから男性人気も高かった長瀬。ロックバンドということもあり、男性から支持されているのかもしれない。
■「異例の路線」を突き進んで…
ここ数年、ジャニーズから独立するタレントが多い。彼らは、俳優やユーチューバー、アーティストと、それぞれの得意分野で活躍している。ただ、長瀬は他の「辞めジャニ」とは、違う路線を突き進んでいるようだ。
「元KAT-TUN・赤西仁さんや元関ジャニ∞・渋谷すばるさんは音楽活動に重点を置き、定期的に大規模なツアーも開催しています。長瀬さんもバンドに所属していますが、彼らに比べると、仲間内でマイペースに活動している印象です。ジャニーズを辞めて2年経ちますが、ネット番組やYouTubeにも出ていません。ここまで表舞台に出ないのは異例ではないでしょうか。長瀬さんが目指すものは、芸能活動とは異なるのかもしれませんね」（前出・レコード会社関係者）。
5人組バンドとして、新たな船を漕ぎ出した長瀬。その流れの先には何が待ち受けているのか──。
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