[NASDAQ: MCHP] - 電力効率、セキュリティ、信頼性の向上が必要不可欠である今日のインテリジェント エッジの開発では、新たなソリューションが求められています。多くのシステム設計の現場でPolarFire FPGAおよびSoCへの切り換えが進められており、さらに増加する傾向にあるため、Microchip Technology Inc.(日本法人: 東京都港区浜松町、代表: 櫟晴彦 以下Microchip社)は本日、この動向を支援するための新しい開発リソースと設計サービス(https://www.microchip.com/en-us/products/fpgas-and-plds/fpgas/polarfire-fpgas?utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=FPGA&utm_campaign=FPGAStack)を発表しました。これらには、業界初のミッドレンジ産業用エッジスタック、即時にカスタマイズ可能な暗号化およびブートソフトIP(知的財産)ライブラリ、既存のFPGA設計をPolarFireデバイスに変換するための新ツールが含まれます。

これらの開発リソースと設計サービスは、量産出荷されている唯一のRISC-V SoC FPGAを含む実証済みPolarFireデバイスファミリに対応する、一連の包括的なMicrochip社製FPGA向けツールおよびサービスを拡充するものです。

「インテリジェント エッジには最高の電力効率、セキュリティ、安全性、信頼性が求められます」とMicrochip社FPGA部門の技術戦略担当副社長のShakeel Peeraは述べています。「弊社の新しいミッドレンジ産業用エッジスタックおよび関連ツールは、自動化IPを提供するだけではなく、産業用IoTエンドポイントのためのセキュアなエッジ コンピューティング、分析、機械学習、高可用性データ相互接続を可能にします。」

「これまでできなかった製品の開発、明確な製品差別化、開発期間の短縮が実現できるため、PolarFire FPGAおよびSoCへの切り換えを図るお客様が増えています」とMicrochip社FPGA部門担当副社長のBruce Weyerは述べています。「弊社のミッドレンジ技術のリーダーシップと他に例を見ないRISC-Vベース コンピュート ソリューションは、かつてない柔軟性と効率性をシステム設計にもたらします。」

Microchip社は、FPGAベース組み込みプロセッサのポートフォリオを拡充するため、現在同社のMi-Vエコシステムに参加している60社を超える企業と協力して幅広いRISC-V開発サポートを提供しています。

以下の7つの新しいリソースと変換ツールは、設計と開発の全段階で直ちに活用できるため、PolarFire FPGAおよびSoCへの切り換えがかつてないほど容易になります。

● OPC/UAベースIIOTアプリケーション向けの包括的な産業用エッジスタックhttps://ww1.microchip.com/downloads/aemDocuments/documents/FPGA/ApplicationNotes/ApplicationNotes/OPC_UA_Industrial_Edge_Demo.pdf?utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=FPGA&utm_campaign=FPGAStack)。
● フルカスタム可能な暗号化およびブートソフトIPライブラリ(https://www.microchip.com/en-us/products/fpgas-and-plds/ip-core-tools)が、200を超える実証済みの最適化された使いやすいプロセッサ ソフトコアとその他のMicrochip社製FPGA IPエレメント、120を超えるサードパーティ コアに新たに追加されます。設計および試作期間短縮のためにPolarFire FPGAおよびSoCで最善の領域利用とタイミング特性が得られるように、各ライブラリ エレメント最適化されています。
● 他社FPGAからの迅速な移行を可能にする直接変換スクリプトhttps://www.microchip.com/en-us/products/fpgas-and-plds/low-power/conversion-tools?utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=FPGA&utm_campaign=FPGAStack)と、これらの代替FPGAファミリから切り換えるための段階的なチュートリアル
● アルゴリズム開発において独自のミッドレンジFPGA開発が可能な高性能AI/ML開発フロー(https://www.microchip.com/en-us/products/fpgas-and-plds/fpga-and-soc-design-tools/vectorblox?utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=FPGA&utm_campaign=FPGAStack)は、SmartHLSコンパイラ ソフトウェア、VectorBlox TM アクセラレータSDKソフトウェア開発キット)、ニューラル ネットワークIPが特長です。
● ポストセンサ処理およびビジョン コネクティビティ システムの開発において産業用ビジョンの設計に有用な、Microchip社の定評あるスマート組み込みビジョン ソリューション スタックhttps://www.microchip.com/en-us/solutions/industrial/smart-embedded-vision?utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=FPGA&utm_campaign=FPGAStack)のための新しいPolarFire SoC開発キット。
● 低発熱エッジノードの設計方法に関するチュートリアルhttps://event.on24.com/wcc/r/4163780/DC92005681E8D4B37F07402EDD2D630C?partnerref=FPGA&utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=FPGA&utm_campaign=FPGAStack)、プレゼンテーション(https://ww1.microchip.com/downloads/aemDocuments/documents/FPGA/campaign/Low_Power_Seminar_Spinoff.pdf?utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=FPGA&utm_campaign=FPGAStack)、リソースガイドといったリソースが、同社のFPGAおよびSOCチュートリアル ビデオ(https://www.youtube.com/@MicrochipTechnology)の豊富なライブラリに加わります。
● Microchip社は、あらゆる設計の電力効率と温度管理をベンダー提供の推定量で評価するための新しい消費電力のチュートリアルhttps://ww1.microchip.com/downloads/aemDocuments/documents/FPGA/campaign/Take-the-power-challenge.pdf)とツールhttps://ww1.microchip.com/downloads/aemDocuments/documents/FPGA/ProductDocuments/power-estimator/3-06-00024++PolarFire+Power+Estimator.xlsm)も提供します。これらのリソースが、コンサルティング、ユースケース モデリングおよびテストベンチ、プログラミング、検証と試作、設計の最適化と調整、流通およびカスタムIP、ファームウェア開発を含む一連の包括的なFPGA設計サービス(https://www.microchip.com/en-us/support/design-help/fpga?utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=FPGA&utm_campaign=FPGAStack)に加わります。

Microchip社製FPGAのLibero(R) SoC設計スイートは豊富なIPライブラリ(評価、無償、RTL版で提供)を統合しており、VectorBloxアクセラレータは主要なフレームワークをサポートしています。どちらも、Microchip社オンラインストア(https://www.microchipDIRECT.com)で、無償版を含めライセンス提供しています。OPC/UA産業用エッジスタックは、今四半期中に提供開始予定です。個別の価格はお問い合わせください。PolarFire FPGAおよびSoC開発キットおよびハードウェアもこのオンラインストアで提供しています。

PolarFireファミリについて

Microchip社のPolarFire(https://www.microchip.com/en-us/products/fpgas-and-plds?utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=FPGA&utm_campaign=FPGAStack)デバイスは、他社比2倍の電力効率、軍用グレードのセキュリティ、業界最高の信頼性の実現において競合製品をリードしています。Microchip社は、さらに小型化かつ低コスト化した産業用IoTおよびその他エッジ コンピューティング製品において計算能力をさらに強化し続ける事を目指しており、PolarFire 2 FPGAのロードマップに従って同製品カテゴリの拡充を計画しています。リアルタイム性に優れたLinux(R)対応RISC-Vベース マイクロプロセッサ サブシステムを備えるPolarFire SoC(https://www.microchip.com/en-us/products/fpgas-and-plds/system-on-chip-fpgas/polarfire-soc-fpgas?utm_source=Press-Release&utm_medium=PressRelease&utm_content=FPGA&utm_campaign=FPGAStack)デバイスは、高速FPGAファブリック内の強化RISC-Vコア コンプレックスを利用して、構成可能な処理機能を新たに開発できる、市場で唯一のSoCです。カスタマイズされた計算機能をFPGAファブリック内に構築するのに理想的なこのFPGAおよびSoCファミリは、省電力インテリジェント エッジコンピュータの作業負荷を担うシステムの市場が急成長する上で主要な役割を果たしてきました。これらのソフトウェア ツールhttps://www.microchip.com/en-us/products/fpgas-and-plds/fpga-and-soc-design-tools/fpga/libero-software-later-versions?utm_medium=PressRelease&utm_content=FPGA&utm_campaign=FPGAStack)を利用すると、PolarFireファミリを使った設計を今すぐ始められます。これらのツールはMicrochip社のウェブサイトで提供しています。PolarFireデバイスは全て量産中です。

リソース

高画質の写真は報道関係専用窓口までお問い合わせ頂くか、Flickrでご覧ください。
アプリケーション画像: https://www.flickr.com/photos/microchiptechnology/52908863132/sizes/l/

Microchip Technology社について:
Microchip Technology社(以下、Microchip社)はスマート、コネクテッド、セキュアな組み込み制御ソリューションのトッププロバイダです。使いやすい開発ツールと包括的な製品ポートフォリオにより、リスクを低減する最適な設計を作成し、総システムコストの削減、迅速な商品化を実現できます。Microchip社は産業、車載、民生、航空宇宙と防衛、通信、コンピューティングの市場で120,000社を超えるお客様にソリューションを提供しています。Microchip社は本社をアリゾナチャンドラーに構え、優れた技術サポート、確かな納期、高い品質を提供しています。詳細はMicrochip社ウェブサイト(https://www.microchip.com)をご覧ください。

詳細については、以下にお問い合わせください。
Daphne Yuen (Microchip社): daphne.yuen@microchip.com



配信元企業:マイクロチップテクノロジージャパン株式会社

プレスリリース詳細へ

ドリームニューストップへ