横浜F・マリノスのホームタウンがクラブを後押ししている。

横浜FMのホームタウンの1つ、横須賀市。今年1月にはクラブハウスを伴った練習場、「F・Marinos Sports Park -Tricolore Base Kurihama-」が久里浜に完成し、横浜FMの新たな拠点となった。

その後、さらなる天然芝ピッチや一般向けのフットサルコートも完成。レストランや会議室を含む各施設は、5日にグランドオープンを迎えた。

久里浜ではこれを記念して様々なPRを開始。中でも注目を集めているのが、京急電鉄トレインジャックだ。

定番は赤い電車だが、ブルースカイトレインの愛称で親しまれる車両も有する京急。この一車両の外装をトリコロールにラッピングし、ヘッドマークには横浜FMのエンブレムを設置。「F・マリノススポーツパーク号」として運行をスタートさせた。

外装だけではなく、内装も横浜FM一色に。シートはもちろん、広告スペースには所狭しと選手らの写真が飾れている。

さらに、主要駅である京急久里浜駅の駅名看板を期間限定で「京急くりはマリン駅」に変更する徹底ぶり。下り線ホームの駅名看板の1枚がトリコロールとなり、クラブエンブレムとマスコットのマリンちゃんもあしらわれた。

久里浜観光協会によれば、ラッピングトレインの運行と看板ラッピングは6月5日から8月6日まで実施。近日中には、京急と横浜FMのコラボグッズも販売を予定しているとのことだ。

また、JR久里浜駅前の施設、自転車等駐車場や消防団第40分団詰所も壁面を赤・白・青の3色でラッピングする力の入れよう。我が街にJクラブがあることを自然と感じられることになりそうだ。